寺崎浩の仕掛けが完璧すぎて、自身のハズレを早々に自覚すると同時に、ちょっと笑っちゃった。
本命とした南関ラインが太田海に突っ張られながらも、その3番手に入ったことで「脚を溜められれば巻き返しがあるかも」と思ったものの、その直後、太田海がちょっと緩めたタイミングで寺崎浩が仕掛けると、絶脚で出切ってしまって「こりゃあ無理だ」と。
あれは太田海も深谷知も責められない。
寺崎浩がただただ凄かった。
こういうレースをしていれば、遠くない将来にビッグタイトル獲得もあるだろう。
今開催においてのその他の注目選手ということだと、松本貴がもうすっかり一流といった走りを見せていて印象深かった。
すんごく地味なところでは、東口善が一時期の絶不調からはいくらか復調したようで、後半戦ではしっかりとした伸び脚を見せていて、今年後半戦での巻き返しに期待。
次回グレードレースは6/28からの久留米記念。
SS班からは郡司浩、新山響、清水裕が参戦で、前2人は上位安定の様子で、ここも有力。
清水裕の高松宮記念杯は決勝進出とはなったものの、太田海のおかげという面も大きく、あまり信頼しすぎるのもどうか。
ただし、その太田海も参加予定なので、あくまでも番組次第ということになりそうだ。
上記の松本貴も参加予定で、ここらあたりまでが優勝の有力候補となりそう。
それに加えて、地元の九州勢も層が厚く、また東北勢も好調選手が揃っているので、なかなかの混戦になりそうだ。