眞杉匠が脇本雄に競りかけて、前団がゴチャつくところを清水裕と松谷秀で捲り……というところまでは完璧に予想通り。

 最終4コーナーまでは当たりだったのに、最後の直線だけでゴッソリ逆転されてしまった。

 

 2着の浅井康や3着の吉田拓はついていっただけだから、実質的には優勝した古性優1人にやられたと言っていい。

 

 復調途上の清水裕にとって、一周駆けは距離が長すぎたか。

 眞杉匠が脇本雄に競りかけたとき、吉田拓も引かずに古性優のところで競っていたならまた結果も違っていただろう。

 

 ただ、惜しいとか悔しいとかいう以前に、とにかく古性優が強すぎた。

 軽視してごめんなさいって感じです。

 

 

 次回グレードレースは5/31からの取手記念。

 

 出場選手には茨城県勢がズラッと揃い、これを眞杉匠や佐々木悠がアシストする形。そうなると地元勢は相当有利になるだろう。

 平原康引退発表直後の関東地区の記念ということで、ここに懸ける関東勢の意気込みも強そう。これに実績上位の郡司浩や松井宏がどこまで上位に食い込んでいけるかが見どころとなる。

 

 茨城勢はS1班だけでなくS2班の木村皆は近況絶好調で、上位争いまでありそう。

 下位でも松崎広あたりは成績がかなり安定してきていて、開催中2~3回ぐらい車券に絡んできそうだ。

 

 茨城勢以外だと、千葉の石毛克が前走の大垣FⅠでいい伸び脚を披露していて、ここでも穴の狙い目として連日注目していきたい。