きのうの続きみたいな話になるが、小島瑠璃子の亡くなった夫。

 これが事業の失敗によるものだとして、主にやっていたのがサウナ事業とかいうのだが、「サウナで失敗して死ぬ?」「サウナ事業なんて命を懸けてまでやる仕事なのかい?」という点がどうしても引っかかる。

 

 きっとこの人も「サウナ事業をやりたい!」というのが第一にあったわけじゃなくて、「カネ儲けしたい。今ならサウナだ!」っていうことだったんだろうとは思うんだ。

 

 とはいえそこでサウナにオールインする?

 

 「株式投資などで大損こいて自殺した」なんていう人にも同じように思うのだが、結局、「カネ儲け」というのが一番にくると失敗したときに取返しがつかなくなるんじゃないかなあ。

 

 やりたい仕事をやって失敗して大損失を被り、それで自殺するという人もいるだろうけど、そうであれば「やりたいことをやり切った」ということで、本人としては(もちろん不満はあるだろうが)納得のいく人生なんじゃないかなと想像できるんだ。

 

 まあ「金儲けこそがやりたい仕事だ」という人もいるのだろうが、なんかね。

 貧乏人の私が言ったところでやっかみのようになるだけだが、金儲けって人生を懸けるほどのことなのかい?

 

 「日本は自殺者が多い」なんてこともよく耳にするが、それって金儲け至上主義みたいな精神性に根本の原因があったりするんじゃないだろうか。