元旦に見たテレビ

おもしろ荘(日テレ)

 十九人が男のほうも変なことをやる形になっていて、M-1準決よりも数段おもしろかった。個人的にはトップだったが、優勝したネコニスズも(ニューフェイス扱いに違和感はあるが)かなりデキがよく、私が館野の赤ちゃんキャラに慣れたからなのか、コンビとして扱いに慣れてきたのか、以前よりも随分と楽しく見られた。

 NHK新人お笑い大賞優勝のスパイシーガーリック、こちらも新顔扱いはどうなのかと思ったが、もぐらたたきのネタはかなりおもろかった。エスカレーターに続く看板ネタになりそう。

 「おもしろい」との評をちょくちょく耳にしていた幸のとりは、今回においてはそれほどだったかな。

 

・幻の優勝ネタ祭り(テレ東)

 昨年に続き、今年も相当おもろかった。なんなら番組進行のテンポが良いぶん、M-1やKOCよりもおもしろいまである。

 出場する今が旬の芸人たちがしっかりネタをやってくれるストロングお笑いが堪能できる。特にダイタクエバースが良かった。

 

新春ヒットパレード(フジ)

 ニューヨークのコンプラ無視漫才は、単に尖っているというだけでなく内容自体もおもしろかった。テレビでネタをやる機会は少ないが、その少ない機会を彼らなりに大切にしているようでかなり好印象。

 バッテリィズは相変わらずおもろいのだが、YouTubeでも見られるネタで回していた。M-1で興味を持って、YouTubeで動画漁りをしたようなファンが早いうちに興味を失いそうでちょっと心配。

 天然風に見せながらネタ自体はしっかり作り込まれているので、そうなるとこの先テレビ出演が増えることでネタ枯れになりそう。エースだけが売れっ子になり寺家がネタ作りに専念するというスタイルに本人たちが納得するならそれでいいのだが。

 

・ドリーム東西ネタ合戦(TBS)

 モグライダーで一番笑った。ネタ自体は以前からのものだったが、ともしげのグダりぶりに「コレコレ!」って感じで爆笑。これに比べるとこのところのネタはまとまり過ぎていたのかもしれない。

 ほかでは千鳥ニューヨークが独自色を出していてよかった。

 フジとTBSの合わせ技で、個人的にはニューヨークが2025年元旦のMVP。

 

 陣内智則はいつからこの番組に出てないんだっけ? いなけりゃいないで物足りない。

 テレビで見るがネタを見ない芸人(だっけ?)のコーナーはどうなのか。最初に鬼越トマホークがグダってぶっ壊して、それに他も釣られた感じになったことで逆にコーナーが成立したが、こちらの感覚としてはおいでやす小田もエルフもネタの人の印象だったので、かなり違和感を覚えた。

 

※競輪も休みなしでやってます。

競輪 厳選“穴”予想 2025・1・2 岸和田、豊橋、伊東ナイターFⅠ|hayakawa