神山雄一郎、引退かぁ。
A級落ちが決まって気持ちが折れちゃったのか。
最後の出走となった12月21日からの取手FⅠ戦も初日は先行する山口多の番手を回りながら、ライン3番手の鰐淵圭に食われて3着。
2日目は中村昌の外競りに踏み負けての大差負け。
最終日こそ勝利を収めたものの、なかなか苦しいレースが続いていたからなあ。
神山ほどの選手であれば、辞め時は自分で決めればいいし、どんな選択をしたってそれが正解なんだとは思う。
ただ、個人的にはA級の神山も見たかったかも。
勝ち負けは二の次で、とにかく神山が走っているところを見続けていたかった。
50代も半ばを過ぎて、現状維持をすることも苦行になるのだろうから一介のファンがどうこう言うことはできないのだが、神山ほどの選手であれば、たとえ惨めな負け方をしたっていまさら評価が落ちることはなく、偉大なレジェンドであることにかわりはない。
チャレンジ戦で先行して逃げ潰れるとか。
それでも多くのファンたちはなにかしらの感慨を受け取って、惜しみない拍手を贈ったはずだ。
しゃべりが上手いほうではないし基本が善人だから、解説なんかをしても正直おもしろくはなさそうで、それよりはいつまでも走っていてほしかった。
でももう、それを言ってもしょうがない。
ともかくお疲れさまでした。
※神山が引退しても競輪は続く。
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