みんな今年最後のレース……と思って確認したら、半分ぐらいの選手がまだ年内の出走を予定してるんだな。

 年内最後となるのはSS班の2人と、荒井崇、佐々木悠の4人か。

 どうしても勝って終わりたいと考えるのか、それなりに着をまとめて無事に年越ししたいと思うのか、どっちなんだろう。

 

 窓場千について、今開催の初日までは「調子下降気味」と見ていたのだが、どうも見誤っていたようで、準決の捲りはタイム的にも圧倒的。今夏あたりのいい頃と同等のデキにありそうだ。

 近畿は唯一の3車ラインということもあり、窓場千は捲りかカマシか。いずれにしても最終的に出切るのではないか。

 

 他のラインをみると、深谷知は同県後輩の渡邉雅に任せるのではなく自力を選択したということは「勝ちに徹する」レースになるのだろう。

 佐々木悠もこの相手に対して先行してどうこうなるようなタイプではなく捲りかカマシ狙い。

 地元の荒井崇が付ける松浦悠は前々自在といったところか。

 

 そうしてみると、場合によっては、というか結構高い確率で窓場千の先制もあるのではないか。

 そうなれば番手の稲川翔に展開が向く。

 

 深谷知の先行を窓場千が捲るような展開であっても、窓場千は相当脚を使わされることになって、やはり稲川翔が有利になりそう。

 

 人気の盲点となっているようだし、ここは稲川翔のアタマで行ってみたい。

 

 相手本線はラインの前後。あとはしっかり位置を取ってくるであろう松浦悠と荒井崇を3着に押さえる。

 

佐世保記念決勝予想

3連単

稲川翔→窓場千、村田雅→窓場千、村田雅、松浦悠、荒井崇

 

 

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