自分たちの若かった頃を思い出してみればいい。
20代の頃の上司、それも40代50代のかなり年上の上司となれば、役職のアイコンとしか感じなかっただろう。
「社長」は社長、「部長」は部長であって、それ以上でも以下でもない。
40代50代の上司としての役割しか見えない。
その人の趣味がどうとかお洒落とか、イケオジだとかなんとかは、他の中年と区別するぐらいの意味しか持たない。
私自身、会社勤めをしていた頃、自分のアタマの中にある中年のイメージからちょっとでも外れた上司に対しては「キモッ!」と陰口を叩いたりしていたものだ。
若者の認知なんてそんなものだろう。
だから私としても、30代となって部下も何人かできたころからは、「上司」の役割を演じることが当たり前だと考えるようになった。
仕事に関してはもちろんのこと、しゃべる内容も、服装も「上司らしく」を心掛けた。
そうするほうが仕事がスムーズになるのならそれでいい。
会社の仕事に関係のないところで、自分の個性とか主張しても仕方がないじゃないか。
そんな考えは「社畜」的なんだろうか?
だけど個性を出したところで若い部下からすれば関係ないというか、逆にノイズのようになってしまうんだから、そんなものはないほうがいいと思うんだがなあ。
堀江貴文氏、女性コラムニストの“おじさん論”に激怒「めちゃくちゃ腹立ちますね。この女」 - 芸能 : 日刊スポーツ
>>「おじさんがパーカー着るなとか、若い子と交流するなとか言うのはエイジハラスメントじゃないですかね!! 若い女がおじさんのことをdisるのはいいんですかね?逆はめちゃくちゃ叩かれるのに!正直めちゃくちゃ腹立ちますね。この女」
エイジハラスメントとかそんなんじゃなく、おじさんが若者ぶったりすることは、年下の人間からすると「ウザイ」し「キモイ」。おっさんはおっさんらしくしてくれたほうが接しやすいというのが彼ら彼女らの本心だ。
肉体労働系の仕事であれば、「動きやすい恰好」ということでパーカーを着るのもいいだろう。
だけどそうでなければ「キモッ」でおしまい。
それ以上に論考を深めたいとも思っていない。
ひろゆき氏、女性コラムニストの「パーカー着てるおじさんっておかしい」論に“一文”で回答(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
>>「こういうタイプの人に寄って来て欲しくないので、パーカーを着る事で両者に幸せが訪れると思うおいらです」
ひろゆきは皮肉で言っているつもりかもしれないが、「パーカーおじさんはおかしい」と言っている側の伝えたいことこそがまさに「余計な関わりを持ちたくない」「こっちにすり寄ってくるな」ということなのであって、ホリエモンやひろゆきの言葉を見ると、ただただ「自覚のないおっさんてキモくて哀れだなあ」と思うばかりなのだ。
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