なんというか、負ける時の脇本雄だなあ、と。

 

 優勝した深谷知の外をもういっちょう、脇本雄が捲って突き抜ければ当たりだった……なんて言うのも空しい。

 嘉永泰が町田太の後ろでイン粘りでもしてくれれば的中の可能性はあったかもしれんが、嘉永泰も現状ではそこまでの調子になかったか。

 その町田太、嘉永泰をいっぺん前に出させてから叩き返したあたり、よほど好調なんだろう。

 寛仁親王牌には出走資格がなく、しばらくFⅠ戦の出走が続くようだが、今の調子を維持できれば無双しそう。

 

 単騎ダメモトで仕掛けていった坂井洋は、次走の弥彦・寛仁親王牌では大暴れするんじゃないかと予感している。

 

 注目選手として事前の展望で挙げていた武田亮と鈴木玄。

 武田亮は初日失格でお帰りとなってしまったが、レースぶりは堂々たるものだった。次走以降も積極的に狙っていってよさそう。

 

 準決まで進出した鈴木玄は1・4・7・4の着順以上の好走で、今後は上位相手でも十分にやっていけそうだ。

 

 

 次回グレードレースは10月11日からの川崎&別府GⅢ。

 どっちも「関西万博なんたら」っていう記念じゃないやつ。

 

 昼・川崎の注目どころは青森記念優勝後の地元・佐々木眞。ホームバンクということもあり「GⅢおかわり」があって不思議ない。

 他も好調選手は多いが、FⅠ戦で無双状態の藤井侑については「じつは9車立てのレースが得意でないのではないか?」との疑念があり、人気集中するようなら逆に蹴っ飛ばして大穴狙いと行ってみたい。

 

 夜・別府は地元の阿部将が大本命。前走の青森記念がいかにも復帰後の足慣らし風の走りっぷりで、ここは完全体で臨むことになりそう

 

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競輪 厳選“穴”予想 2024・10・7|hayakawa (note.com)