きのうあたりのXを見ていると、兵庫県の斎藤元彦知事を擁護するポストが頻々とおすすめに流れてきて、これどうなんやろね?

 

 私としてはこれまで、斎藤知事にまつわる「おねだり」だの「パワハラ」だのにはさほど興味が持てず、こうしたことを批判する報道などを見ても「あらそうなの? 嫌ねえ」ぐらいの感想しか持ってなかった。

 

 そもそもおねだりにしてもパワハラにしても、なんというかなあ。

 そのぐらいのことはあるだろうというかね。

 

 実際にその現場に接しないことには真のニュアンスとかはわからないし。

 シャレ半分で「ちょうだいよ」なんてこと、私だったらめっちゃ言いそうだものなあ。

 

 だから批判については話半分でしかとらえていなかった。

 「悪辣非道」みたいに言われていることについても、なにか録音などの証拠があれば「あーそうなのか」と信じるが、証言だけだとウソとは言わずとも、立場によってとらえ方は違ってくるわけだし。

 

 だから去就については、実際に県政に接してきた兵庫県民が決めればいいことで、他地域の人間がとやかく言うことでもあるまいと、まったくの他人事と思っていた。

 

 だが、ここにきて擁護の声が挙がってきたことは、かなり興味深い。

 

高須克弥氏 斎藤元彦兵庫県知事を全面支援「命懸けで守ります」「誇り高く戦う項羽」(よろず~ニュース) - Yahoo!ニュース

 

 高須克弥がどこまで事情を知っているかはわからないので、この意見についてもそのまま丸乗りするのはどうかと思うが、チラっとネット記事の見出しなんかを見たところ「品性下劣な悪の徒」みたいなことを言われている人を、あえて応援しようという声が多く見られるのはおもしろいなあ、と。

 

 逆・石丸伸二とでもいうかね。

 石丸は、ネットで「ヒーロー扱い」されていたものが、広く知られるにつれてどんどん化けの皮を剥がされていった。

 斎藤知事はメディアでくそみそに叩かれながら、じわじわその政治家としての功績などが紹介され始めた。

 

 だから「斎藤知事は立派だ」と断言するほどには情報を追い掛けてきていないので軽々に結論は出せないものの、どんな結末になるかはしかと見届けたい。

 

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