ふーむ、当てられなかったかなあ。

 シンプルにいつも通り、「穴、穴、穴」と探し続ければ、郡司浩が逆転しての3連単5千円台は、決してたどり着けない答えではなかったと後になって思うが、予想段階では松井宏のアタマってことで考えが凝り固まっていた。

 南関勢としては、今回シンプルな力勝負に徹し、次のGⅠ、GⅡで松井宏に優勝チャンスが訪れた時には徹底援護するっていうような感じだったのかな。無理に記念1個勝たせるよりは、そっちのほうが正解か。

 

 北井佑は決して好調そうには見えなかったのだから、松井宏が長めに踏むことになる展開も十分に予測の範囲だったハズ。

 とはいえ、大本線の松井宏1着となった時に、買い目を増やすことはトリガミを招くことにもなるわけで、無理に点数を増やすよりは少点数でハズシておいたほうが車券術としてはケガが少ないようにも思うし、どっちが正解かは判断がつかない。

 

 シリーズを通して松井宏はそれなりに好調ではあったが、あくまでも「一流」の域であって「超一流」にはちょっと遠いのかなという印象だった。

 北井佑は成績こそまとめたものの、好調時のキレのようなものは感じられなかった。

 

 事前の展望記事で注目選手に挙げた選手たちの成績は以下。

 

 近藤隆司 9・9・3・3

 小畑勝広 1・9・7・1

 山内卓也 4・8・2・7

 

 近藤隆の初日は展開負け、2日目は自転車故障みたいな変な負けだったように見えた。その辺を修正してくれば、次回以降も勝負にはなりそう。

 小畑勝はもう下位だと人気サイドになっちゃってたねえ。初日の1着とかもっと配当欲しかったなあ…。

 山内卓の3日目、自力発進2着は「そんなん買えるかぁ!」って感じだったが、初日4着の動きも悪くなかったし、次も穴で狙う分にはよさそう。

 

 

 

 次回グレードレースはもう明日から。

 8/29~9/1に開催される富山記念。

 

 オールスター3着の新山響が、同じSS班の古性優や山口拳を相手にどう戦うかというのが見所。

 

 初夏の頃までめっちゃ良かった吉田拓はS2班落ちのせいというわけでもなかろうがこのところ一息の印象で、しかしデビュー当初には同期のライバルと謳われた新山響との対戦で再浮上が見込めるかも。

 

 全体的には近畿勢に好調選手が揃っている印象で、あくまでも相手次第ではあるのだが、迷った時は近畿ってことでいいのかも。

 

 穴目の注目選手は上位だと菅田壱。復帰戦となったオールスター、着こそ目立つものではなかったが、しっかり伸びていて印象は良かった。

 下位だと室井蓮が早くもS級のレースにアジャストしてきた印象で、富山の短走路なら上位陣に一泡吹かせる場面も。

 原井博は脚質が向きそうで、むしろ目標のないレースでの自在戦に期待。