きのうの小田原記念は、1Rから4Rまで連続的中で「こりゃあどえらい一日になるかも」と思ったのもつかの間。

 そこからはハズレたりハズレたり、ちょっと当たってまたハズレたりといった具合。

 最終的に浮きはしたものの、無難な結果に収まってしまった。

 小田原4Rのトリガミに不信感を覚えて、車券購入額を増やさなかったぶん助かったわ。

 

 ナイターの松坂FⅠも復調とはならず、そんなところに「ボン、ボーン」と江戸川花火大会が始まった。

 

 さして興味はなかったのだが、自宅から200mも行けば江戸川の河川敷なのに無視するのも違うだろうということで、散歩がてら出かけてみた。

 浴衣姿の女の子たちを見ているだけでも眼福で、花火もそこそこいい感じだったが、気になったのが花火にスマホを向けている人の数。

 たぶん観客の3分の2ぐらいがスマホで録画をしてたんじゃないかな。

 

 私としては意味がわからない。

 わざわざ会場までやってきて、スマホ画面に映る花火を見てどうすんの?

 我が目でみればいいじゃないか。

 

 思い出つくり?

 自分や友人、恋人と一緒に花火を映すというのならわかるんだけど、大半のスマホは真っ直ぐ花火に向けられてたからなあ。

 花火の動画なんて(私自身はいちいち探したことはないけれど)どうせユーチューブにもティックトックにも山ほど上がってるんでしょ?

 それを見ればいいじゃない。

 たぶん自分で撮ったものも、1回見返せばいいほうなんじゃないの?

 

 せっかく来たのだから、なにか記録を残さないともったいないとか?

 そう言われてしまえば「せっかく近所なんだから」とわざわざ見に行った私も心性はさほど違わないようにも思うのだが、やっぱり目の前で花火が上がっているなら、10秒ぐらい録画するのは構わんけど、自分の目で見つことのほうが価値があるように感じてしまうのは、私の感覚が古びてしまったということなんだろうか。