きのうの昼間、タバコを吸うためにパチ屋の喫煙所へ入ったら、そこのモニターで「小泉進次郎総裁選出馬」の話題を伝えるワイドショーの映像が流れていた。

 1本吸い切る間、ずっと進次郎。

 小泉進次郎首相、結構本命なのかな?

 

 私としては、先日にも「進次郎でいいよ」との主旨の記述をしたように、小泉進次郎首相の誕生をさほどマイナスとは捉えていない。

 国民の多くがそれでいくらか明るい気分になることができるのなら、他の煮詰まったような人間が総裁になるよりはナンボかマシだと思っている。

 

 だいたい総理というもの自体に大きな期待をしていなくて、「余計なことをしなければそれでいい」ぐらいの考えでいる。

 

 日本国を会社組織に例えるならば、総理というのは役員待遇の専務ぐらい? かなり良く言っても雇われ社長ぐらいのものだろう。

 

 創業一族が天皇家。株主が国民なわけで、総理はそんな日本に代々伝わる天皇の意図を汲み取り、我々国民の言うことを聞いて動いてくれればそれでいい。

 

 余計な国家観などいらない。

 しっかり働いてくれればそれでいい、という意味から「歴代ベスト総理は菅義偉」とも言ってきた。

 

 このところの総理でいくらかの国家観を感じられたのは安倍晋三ぐらいのもので、その国家観が多くの国民の考えに沿うものだったから支持を得られたというだけのことだ。

 もちろん、そんな安倍さんのような総理が再誕すれば、それは望ましいことではあろう。

 世間の評判では高市早苗や小林鷹之がそれに近いとのことのようだが、私としては彼らに対して全面支持というほど考えが固まってはいない。

 微妙に違和感を拭い切れないでいる。

 

 それもあって現状としては、確固たる国家観など持たない無色透明、国民世論に流されそうな空気感のある小泉進次郎は、ベストとは言わないもののベターだと考えている。