今開催を通して絶好調にみえるのは古性優で、走りに終始余裕が感じられる。

 続いては準決で、深谷知が内に詰まったところで切り替え、捲り切った郡司浩。

 

 その郡司浩は全日本選抜のお返しということなのだろう。北井佑の前で自力ということなのだが、端から先行ということになると新山響とやり合うことになったりして、決して最善策とも言い難い。

 

 それよりは、新山響に行かれてもいいからまずは脇本雄ラインの動きを牽制しておいて、そこからの早めの仕掛けって感じになるんじゃないかなあ。

 

 新山響の先行の場合、このところの勝ちパターンとしては、しっかりペースに落としての先行ということになるか。

 後ろが別地区の桑原大ということもあり、少なくとも徹底先行のブン回しということにはならんだろう。

 

 郡司浩が脇本雄を後方に置いて、中団からの仕掛けとなったとしても、ペースで駆ける新山響を捲るのはそう簡単なことではない。

 郡司浩が新山響に合わせられて前団が詰まった時には、脇本雄の捲りが決まっちゃうんじゃないか?

 

 地元地区ということで仕掛けどころなどバンクの特性も把握しているハズだし、脇本雄=古性優からの3連単で20倍以上つくこともそうそうないだろうし、これで行ってみようか。

 仮に郡司浩がブン駆けて、北井佑の番手捲りとなったときでも、脇本雄が捲り切る可能性がないわけでもないしな。

 

 

 ただ、やっぱり北井佑のアタマというのも十分にあり得るので、点数は絞りたい。

 

 3着候補の筆頭は近畿ライン3番手の南修。あとは北井佑と、単騎で貪欲に立ち回ったときの小林泰。

 計6点でいってみる。

 

高松宮記念杯決勝予想

3連単

脇本雄=古性優→南修、北井佑、小林泰