ドナルド・トランプに有罪判決が出たそうで、しかし支持層にさほど影響はなく、なんなら裁判自体を「トランプ下げのためのでっち上げ」などと考える人も多いと耳にする。

 これを以て「アメリカではかなりの割合の人たちが、いわゆる陰謀論を信じている」などとの評もあるようだ。

 トランプの件だけでなく、パンデミック条約とか、mRNAワクチンとか、移民政策とか、国民にとって不利益を感じる事象のほとんどが、富裕層やらディープステートやらのたくらみによるものだといって反対の姿勢をみせる人が半数近くにもなる、なんて話も聞く。

 

 日本だと上記のようなことを口にすれば、すぐさま「陰謀論者だ!」と口をふさごうとされたりもする。

 だけどそんなことを言っているマスコミは、ロシアvsウクライナでは「先に仕掛けたロシアが一方的に悪い」と言いながら、なぜかハマスvsイスラエルについては「どっちもどっち」とか言い出したりして、アタマ沸いとんのかい、みたいな。

 

 だいたい、信じる人が半数近いという時点で、それは本当に「陰謀論」で済ましていいことではないだろう。

 

 もしも完全なるデマだというのなら、疑問の声のすべてに対して明確な答えがあるハズ。

 

 たとえば9・11の陰謀論で「ビルが一瞬にして崩壊したのはおかしい」とか、「ペンタゴンの壁に開いた穴がジェット機の主翼の幅より狭いのは、実際に当たったのがミサイルだったから」なんて話については、はっきりと物理的な検証がなされたうえでの答えがちゃんとある。

 「月面にアポロが行っていない」というのも同様だ。

 

 それと同じように、はっきりと答えを見せつければいいのに、それができない時点で、疑いを持つ人がいるのはしょうがないし、そこに一片の真実があることを否定できないとも思うのだが、いかがなものだろうか。

 

 なにが言いたいのかといえば、↓こんなトロくさいこと言ってんじゃねえよ、と。

 

ひろゆき トランプ氏有罪でも「影響があんまりないのが怖い」「すげえ時代になった」(東スポWEB) - Yahoo!ニュース