皇位継承問題なんて「ない」から。

 

 現在の天皇陛下になにかしら問題が起きたとしても、秋篠宮文仁親王もいれば悠仁親王もいる。

 仮に悠仁親王が男子の世継ぎに恵まれなかったとしても、現行の皇室典範などにとらわれず血筋のみをたどっていった時に、皇位継承資格のある父系に列する人物は、計算したわけじゃないけれど日本全国で50万人ぐらいいるんじゃないか?

 

 大切なのは父系を継ぐというストーリーなんだ。

「皇室を離れて俗世にまみれた民間人を皇室復帰させるのはダメ」なんていうのは、それこそ身分差別だろうし。

 

<社説>皇族数の確保 国民の声を反映せねば:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

 

 左派メディアは、相変わらず女系天皇とかバカげたことを言っているのだが、小室の子(民間人)と、室町時代から続く天皇の男系子孫(民間人)、どっちが皇位継承にふさわしいかと考えてみればいい。

 

 女系天皇を許すということは、つまり「誰でも自分の子を天皇陛下にすることができる」ということでもある。

 皇統に列する女性と結婚すれば、その子(女系)は皇位継承の有資格者となり、その時の父親は外国人でもなんでも構わないということになる。

 だが、女性皇族と中国人が結婚したとして、その子が天皇になるなんて、私としてはとても容認できない。

 

 なぜならば「天皇=日本」であり「天皇の系譜=日本の歴史」だからだ。

 

 一方で、「女性宮家創設」というのは、公務を分担するという意味で、じつは賛成だったりもするのだが、その場合には「結婚相手は天皇の父系にあたる男性」ということを条件とすればいい。

 いとこ、はとこよりもさらに遠縁の男系男子はたくさんいるハズで、それならば生物学的な意味での「近親交配時の血の濃さ」の問題もほとんどないだろう。

 そして夫が男系男子ということであれば、女性宮家から出生した男子も皇位継承の有資格者として堂々と名乗りを上げられる。

 

 なんならこの時、別に血筋の正当性がなくてもいいとすら思っている。

 繰り返すが「男系の血筋を継承している」というストーリーこそが最重要事項なのであり、バレさえしなければそれがウソでもなんでも構わないと、私としては考える。

 

 いわゆる皇位継承問題の解決法としては、これが一番わかりやすく、国民からの賛意も得られるんじゃないかな。

 愛子内親王や佳子内親王の結婚相手を男系男子から選ぶ、もしくは男系男子を名乗らせる。

 なんなら小室を「実は男系男子だ」なんて言ってもいいかもしれないが、そこはさすがに身元がバレすぎていてちょっと辛いか。

 ともかく、そうやって新たに宮家を創設していけば、当面の世継ぎ問題はなんとかなるんじゃないか?