清水裕の先行なんて、まったくアタマになかったんだもの……。

 

 それでも一瞬、根田空が出切るのかと思ったのだが、こっちが見ている以上にキツかったのかなあ。

 

 いつも通りに引き切ってからタイミングを見て駆けてもなんとかなったような気がするのだが、それができるかできないかが超一流との差ということか。

 

 その点でいうと、道中絡まれたりもしながらしっかり捲って優勝した深谷知は「さすがSS班」と言いたくなるだけの凄みがあった。

 今回のような走りができるのであれば、今年中にビッグレース優勝もあるんじゃないか。

 期待している。

 

 

 期待の選手として挙げていた大西貴は3・5・6・3着。3着はいずれも人気薄のところからなので、それなりにいい結果ではあったが、上位クラスで勝ち切るにはインパクト不足かな。

 それでもFⅠクラスなら主力で狙っていけるだろう。

 

 

 次回グレードレースはナイターの函館記念。

 16日初日ってことは、もう明日からなのか。

 

 興味深いのは前回のGⅠで好走した小林泰で、なんならSS班相手に優勝まであるかもしれん。

 同地区の眞杉匠との兼ね合いもあるだろうが、少なくとも他のSS班よりは期待している。

 

 同じく日本選手権で好走した佐藤一や、このところ好調ぶりが目立つ地元・川津悠あたりにも注目したい。