郡司浩はなんで、新山響の3番手にこだわったかなあ。

 松本貴なんてそこそこ横もできるのだから、そこと争うよりもいったん引いて、そこからの捲り返しでも十分、勝算は見込めただろうに。

 なんらかの考えがあってのことだろうが、よーわからん。

 もっとクレバーなイメージがあったのだが。

 

 「嘉永泰強えぇ~」と思っていたんだから、そのまま素直に買っていたならば、古性優と山田久の逆転は見ていたのだから、買えていた車券だ。

 もったいねえ……。

 

 だけど難しいところなんだよなあ。

 いくら勝ち上がりが良かったからといっても、決勝は全然だったということもよくあるし、その逆もまたしかり。

 だったら地元重視だなと思って郡司浩をチョイスしたのも、決して間違いだったとは思わない。

 

 ということは正解は「地元・郡司浩からのパターンと、絶好調・嘉永泰からのパターン、両方を買う」ってことだったのか?

 だけどそうやってどんどん買い目を増やしていくのも、私のような小バクチ打ちには辛かったりするし……。

 

 負けは負けと受け入れて、次に期待するしかないのか。

 

 展望で狙いめに挙げた梁田一は2度の3着。配当は安かったがどちらも道中けっこう苦しめのところからの食い込みで、次回以降も期待はできそう。

 桑原大は不参加。池田憲は結果的には全然だったけど、2日目の4着などはまあまあやる気があったようには見えたので、そのうち穴をあけるかも、ってぐらいの期待はしてもいいとは思う。

 

 次のグレードレースは4月11日が初日の高知記念。

 

 カントの浅い皿バンクで、捲りが決まりにくい印象も強いが、力のある選手は問題なく捲っていったりもするので、先行捲りどっちもいける今の深谷知あたりは本線で狙っていいのかも。

 

 新山響も、川崎よりはいい結果を残しそうな気はする。

 

 下位だと、一時期全然だった佐々木則が、このところそれなりに走れるような感じで、地元のここも勝つまではともかく、2、3着に絡んでくるケースはけっこうあるかも。

 同じく地元の山本拳も、相変わらずの穴選手ぶりは見せているので、下位のレースで人気のない時には買い目に加えておきたい。