一応は予想の最後に「三谷兄弟の地元作戦も」なんて書いていたんだし、どーせ少額投資なんだから、そっちから行くのもアリだったよなあ、という結果に。
だけどさあ、単に個人として買う時ならともかく、仮にも予想を公表するという時に「地元作戦だから」なんていうのも嫌なんだよねえ。
そんな気取るほど大層な予想じゃないとはいえ、理屈を立てたい性質なのよ。
まあ近畿勢がもともとそういう作戦だったのか、たまたまそういう結果になったのかは知らんよ。
善意に解釈すれば、脇本雄は「他に先行不在」と高をくくって仕掛けが遅くなって、それで古性優としては突っ張らざるを得なくなったということなのかな。
だけど古性優が自分の成績だけを考えたなら脇本雄の3番手でも十分だったろうに、脚試しみたいな気持ちもあったのかな? 準決じゃあ叩いて駆けることもできそうなところを中団待機からの捲りだったくせに、なんで決勝だけ脇本雄を潰すような犠牲的先行なのさ。
まあハズシた敗者の負け惜しみということで……。
ただし、今開催トータルでいうとまあまあ悪くもなくて、2月21日のブログで「穴っぽいところ」として挙げた選手の4日間の成績は以下。
西村光 3・3・5・9
桜井学 5・1・5・5
小沼良 5・3・4・6
海老根恵 2・2・6・7
山本拳 8・6・4・2
道場晃 2・5・1・2
格清洋 6・6・2・2
小沼良、山本拳、桜井学あたりはちょっとGⅢは家賃が高かったようにも見えたけど、みんな1回は車券対象に絡んでいるし動きも当人たちなりに悪くはなかった。次回以降もF1戦なら十分に狙えるだろう。
次回グレードレースは2月29日からの玉野記念。
上位陣は地元地区の清水裕、松浦悠がともに好調なだけに、さほど波乱はなさそう。
目下絶好調の恩田淳がどこまで上位に食い込めるか。
下位の選手だと、一時期は全然だった萩原尚が、今回の奈良記念では自力を出すなど成績以上に好調な様子に見え「次は狙って買ってみよう」と思っていたところ、さっそくの出場。自在な立ち回りからの一発に期待したい。
ほかだと、やっぱりグレードレースでは足りないかもしれないけれど、小林潤(このところ1開催に1回は車券対象に絡んでいる)、村上直(調子が戻りつつあり混戦での一発も)あたりが相手次第ではといったところか。
個人的な推し選手で奈良の補充でも2走していずれも車券に絡んだ小堺浩にも期待したい。
あと同じく石川の坂上樹も好きな選手で、やはり奈良記念に補充出走で2連勝を果たしているが、これはかなり展開に恵まれた感もあったので、あまり期待しすぎてもいけないように思う。