きのうは『ネタパレ』を視ている途中、5ギャップの出番のところで眠気に襲われ、明かにネタ切れにみえた家族チャーハンが勝ち抜きとなったところで寝落ちしてしまった。

 そのまま風呂に入ることもなく現在に至る。

 ずいぶんぐっすりと寝たものだ。

 

 嫁娘たちが義母に連れられて旅行中で、今日の夜までは一人暮らし。

 結局、嫁やらの監視がなければ、こんなぐうたらな生活になってしまうのが私の本性だ。

 

 ホント、結婚できてよかったと思う。

 自由気ままな生活というと、いいことのようにも感じられるが、実際に自由になってしまうとまともな生活などできやしない。

 まっとうに生きるためにはある程度の枷が必要で、それがなかったら私ごときの凡人は既に死んでいたか廃人になっていたんじゃないかな。

 

 嫌な事を避け、快適ばかりを求めても、まったくロクなことにはならない。

 20代の頃はそれで失敗したと、今になってつくづく思う。

 

 パチスロ4号機の全盛期、目先の勝ち負けばかりを追いかけて、ちゃんとやればそれなりの結果も出ていたせいで仕事や勉強を蔑ろにしてしまったことは「その時は楽しかったし、生き残っているんだからそれでいいじゃん」という思いはありつつ、「かなり人生を損してしまった」とも強く思う。

 

 反省ばかりの人生で、他人から見ればクソみたいなもんだろう。

 それでもなんとか嫁子に恵まれているのは、本当に幸せなことだと改めて感謝している。

 

 こうして寝床を這い出してデスクに向かい仕事にとりかかろうとしているのも、嫁子の顔が頭に浮かんでいるからなのだし。