スマイリーキクチ「人権侵害やデマが小遣い稼ぎではなく本業に」誹謗中傷投稿側の危険性指摘(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
見出しをみて「スマイリーキクチ本人が、芸事じゃなく“誹謗中傷反対”が本業になっている現状を嘆いている」のかと思ったら、全然違った。
Xのインプレッション数による収益を目指して、過激な言動が広まっていくことへの懸念とか……。
個人的には正直どーでもいい話だ。
SNS上の誹謗中傷もそうだし、差別云々や女性支援のどうのこうのとか。
現状の枠組みで対処できることを、新たな法制とかいう話は、言っている当人はきっと善意のつもりなのだろうが、私としては大嫌い。
新たに法制化したところで、最善の相でも「臭いものにフタ」になるだけ。
新法をつくろうなんていう人たちに紛れて、「新たな稼ぎ口を」と目論むよからぬ連中が必ず出てくることになり、その稼ぎのために横車を押して、それまでの社会風土や伝統をぶち壊すことにもなりかねない。
というか欧米をみれば、ポリコレやらコンプラやらを推し進めた結果、既に社会がグチャグチャになっているではないか。
そんなものの後追いをしてどうする。
だいたい、誹謗中傷やら差別やらをやたらと言う連中は、他責思考が強すぎて好かん。
極端な事象を除けば、たいていのことは自力で(子供の場合は親ぐるみで)解決できたり、気の持ちようでなんとでもなることだったりするのに、それを「社会のせいだ」「他人のせいだ」と文句を言っている。
ほとんどすべての人間は、それぞれ社会の常識とそぐわない個人的な悩みや苦しみを抱えていて、それでも自分なりに解決しようと努力したり、グッと耐え忍んだりしている。
それを「差別だ」「誹謗中傷だ」などと騒ぎ立てるのは、自己解決の道を放棄しているように思えてならない。
スマイリーキクチについては、これまでさほど興味を持って見てこなかったため、なんとも言えないところはある。
コンクリ事件にまつわるデマについても、なんで疑われたのかとか経緯を知らないので、表層的に「お気の毒でした」としか言えないのだけど、とはいえ、今となってはそれをネタにして稼いでいる部分もあるわけで、塞翁が馬みたいな話なんじゃないの?なんて思ったりもする。
ウィキペディアを見た限りだと、誹謗中傷を受けていた真っ最中にも、それで仕事が全滅したってことでもないみたいだし。
これを見ると、もともとは毒舌系のネタをやっていたとあり、そういやあこの人のネタをみたことがなかったなあってことで、ユーチューブに上がっていた過去ネタをちょこっと見てみた。
「毒舌ってことは、いまでこそ反誹謗中傷みたいなことを言っているけど、自分はネタでどんなことをやってたんだい?」っていうちょい意地の悪い考えもあってのことだったのだが……。
まあ差別的と難癖をつけることもできそうなネタもあったが、もともとお笑い自体がそういう毒を含んだ性質のものだし、今の基準で昔のネタをどうこう言うのもフェアじゃないので、これについてはノーコメントとしておく。