全日本選抜3日目は、1Rの伊藤颯が絶好の展開だったのに、ムチャな妨害を受けて敗退した時点で「アカンなあ」と思ったがその通り。

 6Rが的中したとはいえ弱気の3連複だからなあ…。

 窓場千をもっと信頼していたならば3連単で買えていて、その一発でプラスに持って行くことができただろうに。

 イマイチ冴えない状態が続く。

 

 で、決勝。

 パッと見の印象だと準決よりもメンバーが落ちたんじゃないかってぐらいに感じたりもする。

 新時代の到来と見るなら新顔を狙うべきで、このメンバーなら北井佑が最右翼になるか。

 それともやっぱりSS班が貫録の勝利を決めるのか。

 

 キーになるのはまず古性優。

 

 古性優は準決のように捌くレースをするのか。

 郡司浩も同じ轍は踏まないよう警戒するはずで、そんななか、捌いて出るのは悪手になりそうな気はする。

 とはいえ北井佑-郡司浩の並びを外から捲り切るほどのデキにあるようにも見えないので、やっぱり前々から北井佑、もしくは新山響の番手や3番手を狙っていくことになはなりそうだ。

 

 そしてもう一人のキーマンが新山響。

 後ろが別地区の浅井康となって、それでも先行基本なのか、あるいは捲り狙いなのか。

 去年あたりの新山響は捲りに難が見られたが、今回の準決はそんな様子を感じさせず、捲りの可能性は十分にあり得よう。

 

 清水裕については、準決3着となったものの、捲って出た際の出脚は絶好で、恐らく自身でも好感触があったはず。

 捌きよりも捲り勝負に出そうな気がする。

 

 そうした諸々を考えた時に、清水裕が相当有力なように感じる。

 北井佑と新山響が主導権争いになってもいいし、新山響が控えた場合でも中団をキープして新山響の仕掛けに合わせて先捲り。

 

 古性優が南関分断に出ればなおさら清水裕が有利になる。

 分断策でなくとも、古性優が前々に踏んでいった時に、今の清水裕ならその外を捲ってしまうだけの力があるように見受けられる。

 

 単勝が売っているなら清水裕の1点買いなのだが、残念ながらそうではないので別の券種での狙い目を考えねばならない。

 

 ならば2車単、もしくは2枠単で勝負か。

 22時の時点での前売りオッズだと清水裕→古性優は2車単のほうが倍ほどつくが、清水裕→郡司浩は車単のほうが安くなるなどバラつきがあって、どちらを買うか決め切れない。直前のオッズを見てどちらかに決めて勝負したい。

 

 あと、仮に2車単などが当たっても、3連単が大穴になった時に悔しいので、点数を絞って、そこそこ可能性がありながらも穴っぽいところだけ抑えておきたい。

 大穴狙いということで人気上位の郡司浩と古性優、清水裕番手の山田英の2着目を省くと、残るのは北井佑の逃げ粘り、好調の南修、地元地区の浅井康といったところ。

 取捨に迷ったが、ここは私個人の好みも考え合わせて、南修で行くことにした。

 

全日本選抜 決勝予想

 

2車単(もしくは2枠単)

清水裕→全

3連単

清水裕→南修→全

 

 

 

 あと、他のレースもひと通り見たが、連日気にかけてきた7Rの窓場千はちょっと厳しそう。

 他も難しそうなレースが多く、とりあえず4Rの3連単、小林泰=中川誠→小原太、末木浩、橋本強、稲垣裕だけ前売りで買ってみた。

 後はその時々の気分次第で。