元DHC会長、吉田嘉明氏の立ち上げた通販サイト『大和心』で示された「宣言」が話題になっていたのでちょっと見てみた。
大和心オンラインショップ (yamato-gokoro.co.jp)
肝心の通販サイトに関しては、私自身が普段、ネット通販を利用しないので、お得なのかどうなのかはわからない。
ただ、このような直接的な差別(と受け取られがちな)表現を、公的に主張するというのは、ちょっと私には馴染めないかな。
政治家による問題意識を持っての発言なら、以後議論に発展する余地もあるので、それはそれでアリだと思うのだが、一企業主が一方的に言い散らかしたところで、「あちら側」から狙い打ちされるだけだ。
だいたい「なんぞの苗字が在日に多い」というのだが、だったら「吉田はどうなの?」っていう。
吉田が在日の通名に多いか少ないかは知らんのだけど、とりあえず「吉田光男」という例はあるわけだし。
あと私としては、「血」自体は関係なかったりするんだよな。
日本の文化風習になじもうという気持ちがあるのかどうかこそが大切で、そこがあるのなら、別に不法滞在だって私個人としては構わない。ないのなら純日本血統だとしても許容できない。
そこが基準だ。
で、こちらの吉田氏に関しては、虎ノ門ニュース?もちゃんと見たことがなかったため、DHC会長時代の辺野古移転に関連した発言で問題になったことぐらいしか知らない。
直接の言葉も聞いたことがないので、「宣言」とされる文の字面を見ただけだと、かつての街宣右翼的な、右派への批判を盛り上げるためにわざとやっているようなニオイを感じてしまう。
ぶっちゃけ、第一勘では「この人、半島系のスパイなんじゃないの」と思ったりもする。
だがその一方で、興味深いXの投稿画像も見かけた。
この高額賃金のパート募集が、吉田氏によるものなのではないかと言われているのだが、もしもそうだとすれば私的には非常に好もしく思う。
労働者への高額の支払いは、日本の景気回復には必須だと考えているので、「先ず隗より始めよ」と言わんばかりのこうした態度は大変素晴らしいことである。
ただし、皮肉めいた目でみた時には、これが「金持ちの傲慢」にも映ることは確かで、その傲慢さが「大和心」の宣言につながっているのだと捉えることもできる。
よくわからん。
とりあえず、いまのところはあんまり近づきたくはないかな。