いやあ、ミスったなあ。

 梁田一を買いかぶり過ぎていた。

 

 展開自体はほぼほぼ読み通り。

 松井宏の仕掛けに梁田一がついていけば、あとは眞杉匠の仕掛けをちょっと振るだけ。そのまま梁田一が続くか、松浦悠が突っ込んできて的中……。

 そんな未来が最終バック手前あたりまで、はっきりと見えていたのに。そうですか。梁田一ではついていけませんか。

 

 考えてみれば、FⅠ戦でもよくて穴クラスの選手なんだから、そこに過大な期待をかけてしまった私が悪い。

 準決の勝ちに惑わされてしまったよ。

 

 まあでも梁田一を軽く見た時には、たぶん「松井宏=松浦悠」の折り返しから買っていたはずなので、どのみちハズレなんだけどもね。

 

 しかし日本選手権で山口拳のショート捲りにやられた時と似たようなパターンでハズシちゃったんだなあ。

 その時から私の車券術は何も成長していない。

 

 予想の段階で「眞杉匠は超一流になりつつある」とまで書いていたのだから、なんとかそれを活かせなかったのか。

 グランプリまでにいろいろと自分の車券を見直していく必要がありそうだ。

 

 とりあえずグランプリに関しては、ギリギリ9人目に生き残った新山響と、なにかいろいろ試しているふうの脇本雄の動向に注目かな。