久々に腹がよじれるほど笑った。

 先の日曜に放送された『千鳥のクセスゴ!』のなかの企画として行われた『勝俣歌謡祭』。

 

 本来、モノマネってあんまり興味がないというか、色取りとして入ってくる分にはおもしろいけれど、ガッツリものまねだけっていうのは好きじゃなくて、その手の番組はほとんど見ることはない。

 水曜日のダウンタウンで時々やるものまねイジリ系の企画ですら、見ていて結構ダレる。

 

 だから『勝俣歌謡祭』もほとんど期待をしていなかったのだが、これはたまげた。

 ものまね番組の究極形だわさ。

 

 最初に登場したRYUICHI(たむたむ)の「とんぼ」から「おっ?」という感じで、次のタモリ(ジョニー志村)の「人にやさしく」がマジで最高。

 タモリにもヒロトにも似てるって凄すぎる。

 歌唱中、こめかみに浮かんだ血管までおもしろい。

 

 そこに勝俣州和(原口あきまさ)がちょっと邪魔なぐらいに絡んでくるから「もっと歌を聴かせて」ってなるんだけど、でも、もし勝俣なしで聴けば間延びというか、飽きも来ちゃったんだと思う。

 そこにいい塩梅で、千鳥の2人やゲストのダイアン津田、二階堂ふみのガヤが加わって、完全に一つのパッケージとして完成されていた。

 

 もともとヒロトのファンだからってのもあったけど、マジで最高だったなあ。

 

 同様のパッケージで次に見てもおもしろいかどうかはわからないけれど、とにかく見ていない人は1回みてほしい。

 

 YouTubeに切り抜きが上がっているのも見かけたが、規制対策のためなのか音がちょっといじってあったので、ここはちゃんと純正のものをTVerで見てほしい。

 

 他に、友近のご当地紹介ネタも絶品だったのでこちらもゼヒ。