昨日につづいてM-1の3回戦、大阪2日目動画の感想を通過者中心に。
特に飛び抜けていいっていう組は見当たらず、あえて一番を挙げるなら豪快キャプテンかなあ。
昨年の記憶と比べて華が出た印象で、漫才の内容自体はどうってことはないのだが飽きずにおもしろく見られた。
ヘンダーソンは以前よりもメリハリが感じられ(つかみの子安の大声はかなり笑えた)、ネタの内容はあんまりだったけど題材が替われば上位が見込めるかもって印象。
あとは似たり寄ったり。
ビスケットブラザースは彼らじゃなきゃウケないようなネタで、「ブルマ雲梯」で笑いが出るのはさすがKOC王者ということか。とはいえ他と比べた時に際立って面白いかといえばいくらか疑問は残る。
アキナはまじアキナ。天才ピアニストは軽いパンチをひたすら連打されてるイメージ。
20世紀はなんだろう。「5年ぐらい前の最先端の漫才」って感じで、その当時に和牛やかまいたちと並んでいても不思議ないくらいのデキにはあるのだが、新鮮さとなるとイマイチかなあ。
ネットなどのなんとなくの評判だと、このところ力をつけてきている風に感じられていたぐろうやジョックロックだが、3回戦についてはそれほどでも……。
極端な言葉や仕草を使わず、キャラもそれほど立っていないのにしっかり聞かせるぐろうは上手いと思うし、ジョックロックのメガネもよく通るいい声だとは思ったが、準々決勝以降にはもっと隠し玉があったりするのかなあ。
敗退組を見たなかでは、ナナがけっこういいところを衝いてる感じがしてよかった。ここは次に進んでほしかったかも。
去年よかった例えば炎は漫才が上手くなって場慣れしたせいなのか、逆に持ち前のトリッキーなワードとかが埋もれてしまった印象。
ZUMAは「どーした?」って感想。個人的には贔屓にしているのだがデキ悪だったようで、あの漫才のスタイルでウケ量が少ないとやっぱ厳しいわな。