きのうの昼間、リビングへ行くと嫁のつけていたテレビに「統一教会、記者会見」とか表示されていて、ああ、そういえば解散命令がどうとか言っていたなあ、と。

 

【速報】旧統一教会 全面的に争う姿勢 "教団が違反したとされる法令が具体的に特定されていない"(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

 

 ここまでの流れをきちんと追っていないのではっきりとはわからないのだが、法的な争いとなればそりゃあ向うも必死で、互いに主張を争うことになれば、まだこれから何年も、いや十年単位か?

 ずっとごちゃごちゃ揉めていくことになるのだろう。

 

 いい悪いじゃなく、世の中の仕組みとはそういうものだ。

 

 だから解散命令と同時に政府のやるべきは、「献金宗教の批判」であり、それにより国民に宗教リテラシーを周知させることなのだ。

 ただしこの時に、統一教会を名指しすれば、それはそれでまた名誉棄損などの問題が出てきて、裁判だなんだとさらに話をこじらせることになる。

 

 だから「新興宗教がダメ」みたいにボカした話をするしかないのだが、そうすると今度は連立与党の公明党=創価学会にも関わってくる話になり、それは公明党が許さない。

 

 結局、結論の出ないままグズグズとこの話は続いていくことになるしかない。

 

 

 ちょっと前のこと。

 まあまあ世間的にも著名な人と話す機会があって、そのなかで「統一教会が日本会議に入り込み、その日本会議が自民党を操っている」なんて話をし始めて、こっちも「そんなことは絶対にない」とまでの証拠を持っているわけではないので「あーそうですか」と聞き流していたのだが、これって統一教会問題で騒いでいる人たちの共通認識なんだろうか?

 

 困ったもんだ。

 

 統一教会などという社会全体からみれば細かな話はさっさと脇にやって、もっと大事な話を、もしくは創価学会などあらゆる宗教まで絡めた根本的な改善策を、進めるべきなのだが、今の自公政権が続く限りはずっとこんな感じなんだろう。

 

 やれやれ、だ。