もう何年前だったか、どこのテレビ局だったかも忘れてしまったが、中国の魚市場にサンマが大量に入荷されている映像とともに「中国ではあまり脂がのっていないサンマが好まれるようで……」なんて言っていて、その時は「ふーん」ってぐらいの感じだったのさ。

 

 その後、しばらくすると「日本でサンマが不漁」なんてことが毎年伝えられるようになって、「そうだったのか!」と気付いた。

 脂ののったサンマが日本近海までやってくる前の、痩せた状態のサンマを中国が乱獲していて、そのせいで日本の水揚げが減ってしまったわけだ。

 

 で、福島処理水放出を受けて、中国人が海産物に手を出さなくなったとたんにこれよ。

 

秋の味覚サンマ、不漁から一転 豊洲市場に入荷3倍 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

 

 

 今秋は中国人のおかげでサンマがたくさん食べられそうですね。

 

 まあ、本来それが当たり前だったんだけどな。