高校時代は日本史を選択していて、世界史にはまったく疎い。

 それで「関東大震災の起きた1923年って世界的にはどんな感じだったっけ?」とちょっくら検索してみたのさ。

 

 すると前年にはスターリンがロシア共産党書記長に選出されたといい、同年には日本でもコミンテルンの日本支部として日本共産党が結成されている。

 

 そして1923年4月には日本共産青年同盟(後の日本民主青年同盟=民青)が結成されるなど、共産勢力の動きが活発化していた時期だった。

 

 そんな時に大震災が起これば、社会主義者たちにしてみればまたとない好機。

 そりゃあ当然、共産主義革命のため日本を混乱に陥れるべく、何かしらの動きはあっただろうねえ。

 

 この時にさまざまなよからぬウワサを社会主義者たちが流したというのは十分に予測できることだ。

 日本の社会主義者が、日本の朝鮮併合後に移住してきた朝鮮人を手下にして、いろいろ暴動を起こしたとかもありそう。

 震災後に起きた亀戸事件は警察による社会主義者と朝鮮人の弾圧として伝えられているが、事の真相はともかく、警察からすると「社会主義者と朝鮮人はひとくくりの存在」とされていたようにうかがえる。

 

 もしかして、今になってもなお日本共産党が朝鮮人虐殺をさかんに喧伝するのは、自らの「実績」を誇る意味だったりする?

 

 

 もちろん私の推測にすぎないがね。