本命の一翼に挙げた山口拳は見事なもんで、捲り脚もレース展開の読みも完璧だったんじゃないか?
渡邉雄に内で粘られそうんいなりながら、すかさず仕掛けていったのが素晴らしかった。
2着に狙っていた伊藤旭はうまく切り替えて一瞬ついていけそうな雰囲気はあったが、武藤龍に当たられて脚を失くしてしまった。
まだ上位クラスと比べた時にはいくらか力不足だったか。
案外だったのが新田祐で、もうちょっと積極的に出られなかったかなあ。
渡邉雄が切って出た時などは先行できそうなタイミングもあったように見えたのだが、取鳥雄の仕掛けを待ち、取鳥雄の先行となってからは中団のもつれを待ちって感じで、仕掛けがそれぞれタイミングを逸していたように感じられた。
山口拳がすかさず捲って出たのが、新田祐にとっては一番の想定外だったのかな。
それもあって山口拳と並べて本命視した守澤太は落車となったが、仮に落車がなかったっとしてもあそこから伸びての入着までは難しかっただろう。
新田祐が積極的に出てくれれば的中の可能性も高まっただろうが、取鳥雄と新田祐がやり合う感じになった場合には山口拳が内に詰まることもあるので、そこはなんとも言い難い。
そもそも取鳥雄を重く見ていなかったのだから、今回私の当たり目はなかった。
仮に買ったとしても山口拳→桑原大→取鳥雄が精一杯だったろう。
次だな、次。
次の8月3日からの富山記念は3・3バンクで郡司浩、松浦悠、新山響、眞杉匠、浅井康、北井佑、松本貴……。好調&強力な自力自在型が揃っておもろ難しそうだなあ。
私の狙いは、中嶋宣が強力先行で本命筋を潰しての穴とか、下位戦での田口勇や板垣昴の捲り一発とかになりますかね。