カーリング藤沢五月 激やせの理由はボディビル大会出場!衝撃のムキムキ姿でビキニクラスに参戦 実は筋トレ好きだった(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

 

 

 本人が望んでやってるんだろうから、全然いいことなんだし、他者が口を挟むようなことではない。

 それは頭ではわかっている。

 だけどなんだろう。

 こういう記事を見ちゃうと、藤沢五月さんに関しては結婚や交際のウワサが聞かれないこともあって、「女性が1人で生きていくのって大変だなあ」なんて勝手に想像してしまう。

 

 プライベートがどうなのかはまったく知らんのだけど、女性の筋トレなんて聞くとどうしても禁欲的な印象を受け、「恋愛や結婚」なんてこととは縁遠いように勝手に受け取ってしまうのさ。

 

 要するに私は「女性の特権である出産とその後の育児こそが女性にとっての一番の幸せだ」という価値観が染み付いているんだな。

 そのため、出産とはまったく別のベクトルに向かって専心している人を見ると、どこか哀しい気持ちになってしまう。

 フェミニストにいわせれば根っからの差別主義者だ。

 

 それだからなのか、逆にいろんな男と浮名を流したり、結婚や離婚を繰り返し、なんなら仕事も放り出してしまうような女優とか女性タレントの話を聞くと「おー、人生謳歌しとるなあ」なんて喜ばしく感じたりもする。

 広末涼子……は過去のウワサが凄惨すぎて、今の自由なふるまいはその反動のように思えてしまい素直に称揚できないのだが、誰だろう。 

 五反田の安ホテルに巨人の二岡としけこんだ山本モナとか。

 売れ始めた途端に結婚して、その後しばらくの間で離婚再婚出産となった木村文乃とか。

 同じく売れ出した途端に妊娠結婚した川栄李奈とか。

 恋愛遍歴とか結婚離婚自由自在の前田敦子とか。

 そういう人たちをみると「素敵だな」なんてね。

 

 むかーし20代の頃、「なんとか付き合いたい」と思ってた子から「ミャンマー人の彼氏がいる」なんて聞いたときも、残念よりも先に「なんかすげえ」って感心したものだった。

 数日前にもここで触れた10ほど年上の女性はかなり著名な人物の愛人で、私が交際している時もどうやら3股ぐらいかけていたらしかったが、そういうのもほとんど気にならなかいというか、むしろ「さすが大物と付き合ってるだけあって世間知に優れている」と敬意まで抱いていた。

 知り合いの女性の家に行った時、部屋に黒人男性が座っていて「じつはナイジェリア(だったかな?)で結婚してる」なんて聞いた時なんて、感動すらした(結局、彼女がその後にどうなったのかは知らないが)。

 

 今の嫁とも、じつは彼女が不倫真っ最中とのところを口説いて結婚にまで至っている。

 

 そんなふうにどこか生き方が不器用で、それでも本能に任せたような恋愛をしてる子が、人としても異性としても好きなんだよなあ。