【最新】ディズニー実写版「白雪姫」の撮影風景が公開されポリコレすぎると話題に!果たしてこの写真はいったい何なんだ!?七人の小人は「魔法の生き物」へ! - YouTube

 

 上の動画内でも説明があるように、これはあくまでもテスト撮影版の一コマだそう。

 そのため実際にこの通りになるかは不明のようだが、テストというからにはこれと近いものになる方向には違いあるまい。

 

 私は主役の白雪姫をコロンビア人女優が演じることについて特に反対する者ではなく、「どこがスノーホワイトよ?」「タイトルも変えればいいじゃん」などとちょいとした軽口を言いたくなるぐらいでしかない。

 

 だけどなんだよ、この「7人の小人」。

 これは受け入れ難い。

 まるで山賊じゃないか。

 これだけ立派な肉体があるのなら、この7人でお城に討ち入りして王女を倒せばいい(実際そういうストーリーなのかも?)。

 

 そもそも、白雪姫の物語を読んで「7人の小人」を小人症の人だと想像していた者なんて、いったいどれほどいるのだろうか。

 少なくとも私は、一切そんなことを思ったことがなかった。

 

 日本では小人と訳されているものの、原題は、北欧の精霊を意味する「ドワーフ」。

 そこには人間的な意味での性別も人種も、体格の大小もない。

 ポリコレ的にも極めてニュートラルな存在であったハズなのだ。

 

 「小人」が差別的だというのなら「7人の精霊」と改題すればいいだけの話でしかない。

 ストーリー上でも実体としての小人は不要であり、それこそCGで「白雪姫を助ける森の精霊的なもの」を描けばいいだけなのに、それをわざわざ性別や人種的にさまざまなカテゴリーを登場させるというのは、政治的主張が臭いすぎる。

 

 勝手に「小人症」という観念を持ち込み、さらに「それじゃダメだ」といって、「これが平等だ」といいながら逆に肉体的な意味付けをしてしまう。

 原作と比べてどちらがポリコレに反したものなのかといえば、私は絶対的にこのたびの実写版白雪姫のほうだと考える。

 

 

 元々何ら問題のなかったところを、勝手に「問題だ」と騒ぎ立てて、それを法やら何やらで禁じようとする。

 

 そうした態度は今回の白雪姫に限ったことではなく、現今日本のさまざまな場面においても同様に見られることである。

 昨今のトランスジェンダー云々などはその最たるものの一つだろう。

 

 それを強権的に進めた先に、待っているのは「狂気」でしかない。