大企業の女性役員「2030年に30%」 政府が新目標 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

 

 

ちょっと前の話になるけれど、女性役員を30%にとか。

こういうのが私にはまったく理解できない。

 

割合っていうなら、まず議員のほうだろう。

企業の経営なんて能力によって決められるべきだし、企業の体質というものもある。

たとえばトヨタ自動車のような会社なんかは、そもそも車に興味のある女性自体が少なそうだし。

 

それよりも「国民の意見を広く取り入れる」という意味からも、議員のほうがそうあってしかるべきで「女性50%」とでもすればいいのに、この連中ときたら自分たちの当落のことばかり考えているから、そういうことは絶対に言い出さない。

 

「先ず隗より始めよ」だ。

 

ていうかさあ、議員にしても役員にしても、そもそも日本の文化的に「家庭に入って切り盛りすること」に生きがいを覚える女性が多いのだから、そもそもこんなことを「割合」で決めることがナンセンスなんだ。

 

企業にせよ政治にせよ、そちらの世界でキャリアアップしたいと望む女性の割合が低いのだから、そんなものを無理やり当てはめたってロクなことになるわけがない。

 

それよりも日本的という意味では「トップを必ず女性に」と義務化したほうがまだマシなんじゃない?

卑弥呼の例もあるように、女帝を周囲が盛り立てていくという。

別に優秀でなくとも、とにかくトップに据えて。

 

この時、本当に権力を持たせると大塚家具のようにロクでもないことになりかねないので、基本は象徴としてお気持ち表明するだけで実務は周囲の優秀な(男女問わず)人間にやらせる。

 

それなら結構うまく世の中が回りそうな気もするし、よその国からいちいち「ジェンダー平等がどうのこうの」と言われずに済むんじゃないかね。