粗品「成功してない人らの大会」THE SECONDディスる発言が物議…“オリラジ中田化” 懸念する声も(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース

 

 当該動画を見たのだが、さほど嫌悪感も違和感も覚えなかった。

 

 正直、ネタだけでいえばTHE SECOND決勝のすべてがおもしろかったとは私自身も思っていないので。

 甚だ個人的な好みではあるが、1回戦に関しては「金属バットとギャロップがおもしろかった」と書いたのだが、裏を返せば他はあんまり、というのが正直な感想だった。

 

 ただ、それを言えばM-1決勝だってイマイチに感じるネタは半分ぐらいあったりもするので、特にTHE SECONDが劣るとも思っていないのだがね。

 

 THE SECOND全体の雰囲気も含めてみれば、(4時間の長尺という点を除けば)おもしろいいい大会だったと思っているが、それぞれのネタが刺激的かといえばそうでもない。

 だから、まだまだこれから先のある粗品が、ベテランの芸をおもしろく感じないのはむしろ当然なんじゃないかな。

 M-1王者としてのプライドもあるだろうし。

 

 若手がこれを絶賛するほうが気持ち悪く思ったりもする。

 

 で、それを口に出して言うか言わないかってだけのこと。

 これを言っちゃうという粗品からは逆襲を受けても構わないとの気概や、実際にも戦って行こうという意志が感じられ、そこはオリラジ中田とは大きく異なる。

 

 

 私自身は別に霜降り明星のファンということでもなく、むしろ彼らの漫才についてはM-1優勝時から否定的で、それは今も大きく変わっていない。

 ただ、若手が変な気遣いをする様子よりも、思ったままを口にする姿のほうが、私のような観客からすればおもしろいじゃないか。

 

 言いたいことを言って、あとは自己責任で頑張ればよろし。