あぁ、そうですか。

 浅井康のデキがいいっていうのはこのところの競輪予想でずっと書いてきたことだが、これほどまでに良かったのかと。

 犬伏湧が荒井崇を千切って単騎で捲ってきて、ってとこまでは予想通りにレースが流れたものの、その後ろに切り替えてついていくと見ていた浅井康が、犬伏湧に合わせて捲って出るというのはまったく頭になかったわ。

 

 なるほど、そういう展開なら、そうなるわなあっていう結果で3連単5万7千円かあ。

 犬伏湧を盲信しなければ、次に考えるだろう予想だったかなあ。

 いや、浅井康の捲りを中心で予想した時には、あれほどきれいに出切るとは思わないから2、3着には東北勢を重く見ていたかな。

 

 あと私自身が三重県出身で、大垣なんてとんでもなく遠いイメージがあったもんだから、浅井康が中部所属の選手で準地元っていう意識がまったく欠けていたのも今回の敗因の一つだったか。

 

 富山競輪場だって中部なんだものなあ。

 その辺の意識が薄かったのは大反省ポイントだ。

 

 

 他の選手だと松浦悠。準決で千切れて、最終日もしょぼ2着の結果から高松宮杯で人気を落とすなら絶好の狙い目になるように思う。最低限の動きはできてるようだから後は調子を上げるだけだ。段階を踏んで調子を上げている感じが好印象。

 

 あと渡邉雄が激強だった。

 これまで、前々に踏んで行ってからの捲りが主戦法だったものが、最終日みたく強い逃げまで打てるとなると、これはもうなかなかのもの。

 実は今開催で2回、渡邉雄の番手につけた同県・岡村潤も、このところ好調と見ていた選手だったが、渡邉雄が良すぎたもんだからショボく見えてしまった。

 両者ともに高松宮杯に出るようだから、渡邉雄はメンバー次第で主力から、岡村潤もヒモの穴目とかで買ってみたい。

 

 下位の選手だと千葉の鈴木浩が実に堂々たる走りっぷりで、今後上のクラスでも狙えそう。