先週末から二女がゲホゲホ咳込んでいて、明かに風邪のようすが続いている。
それでちょい不思議なのが、娘のバイト先の総菜店も、学校の友人たちもふつうに受け入れていること。
土曜あたりはまあまあ人の集まるイベントにも参加してたっていうし。
ほんの3カ月前までなら、外出先でちょっと咳込んだだけでも非難の嵐だったろうに。
それが昨日なんて、大学の授業で当てられて、答えた後に咳をしたら、教授が「ああ辛いところゴメンね」なんて娘に対して謝ったんだとか。
私としては、特にオミクロン以降は「コロナはただの風邪」派だったので、今のそういったふるまいは当然だとも思うのだが、世間の変わりようが不思議……ってほどでもないが、なにか違和感を覚えてしまう。
特に総菜店(それもまあまあお値段高め)なんて、コロナとか関係なく、ただの風邪でもバイトを受け入れちゃうってどうなの?
コロナに敏感だった嫁は一応抗原検査キットでチェックはさせたというけど、あれって株種が違っても同じように検知できるんだっけ? 知らんけど。
政府がOKって言ったら世の中全体ガラっと態度を変えちゃうのを見てしまうと、私としてはこれまで「大衆は政府やマスコミが思っているよりもずっと賢い」と考えてきたのだが、その考えが揺らいでくる。
逆に、みんな以前から「コロナは風邪」と内心では思っていながら、政府が「そうじゃない」っていうから渋々従っていたってことなのかなあ。
だからすぐに切り替えられるのか?
ところでこのところmRNAワクチン関連の問題が噴出しているようで、ツイッターなんかに流れてくる「被害情報」を見ると、もともとワクチン懐疑派だった私が「なにかしら不具合はあるだろう」と想定していたよりもずっと状況は悪いようにも見える。
ただ医者なんて、基本おおげさに言うもんだからなあ。
コロナ蔓延期にはワクチン推進派の医療関係者がその健康被害を過少に、効果を過大に唱えていた。
それが今になってワクチン懐疑派の医師たちが、逆襲とばかりに被害を過大に喧伝している。
そんなとこなんじゃないかと思うがね。
特に欧米のワクチン被害報告なんてさあ。相手にちょっとでも瑕疵があれば裁判で賠償金をせしめようっていうのが文化風習として根付いているんだから、被害報告もそのまま受け取ったらとんでもなく間違った認識になるかもしれない。
いい話も悪い話も、どっちも話半分に聞いておいて、自分自身の実感に従うのがいいように思いますね。