ウィシュマさんの死亡の件について、法務委員会で度々不規則な質疑を行ったとして党からも処分を受けたという梅村みずほ。
国会の切り抜き動画をみると、確かに泣いたり怒鳴ったりと大変な様子なのだが、これを「ダメ」って言っちゃうのもどうなんだろう。
梅村の言う「タブーなき議論」、野党が政権批判をする時にはタブーどころかデタラメでメチャクチャなことを平気でいうのに、こういうことについてはなんでアカンのだろう。
一般人の人権にかかわることだから?
それでも疑問点があるのならしっかり追及してもらいたいと、私としては思うのだが。
しかもまったくのデタラメってことでもなく、一応の資料があって、それに対する疑義なんだから、そんなところに感情論を持ち込んでしまったら「議論が濁ってしまう」じゃないか。
涙ぐんだりなんなりというのも、散々批判にさらされながらも主張を通すとなれば、感情が昂ったり揺れたりするのもやむをえず、それでも折れずに貫き通すとなれば泣いちゃったりもするだろうさ。それでも言うべきは言うという姿勢はあっぱれだと思うがね。
ふだん国会で「デタラメ」一本やりで突っ張る野党連中、妙なアジびらを掲げるような連中がいたりするなかで、梅村だけが取り立てて非難されるいわれがいないというか、国会議員たるものはあれぐらいの信念でやってもらいたいとは思う。
たとえ梅村が間違っていたのだとしても、それで問題の輪郭がはっきりするという面はあるわけだから。
「保守」を名乗りながらLGBT法案を後押しして「それが保守のためになる」とか「国会戦略だから」みたいなことを言っているような煮え切らない議員よりもよほどいい。
やりたいのかやりたくないのか、必要なのか不要なのか、はっきりせい、っていう。
れいわやら立憲やらもデタラメを貫いているからこそ「あいつらダメだ」ってのが我々の目にもはっきりと見えてくるわけだし、国会議員はみんな正否に関係なく、妥協もせず、とにかく自身の信念で突っ走ってもらいたいと思いますね。