きのうの朝、Jアラートが発令されるそのさなかに、千葉から衆院補選に出馬するえりアルフィヤ候補がツイッターに「私は若者と女性の先頭を走る」みたいな選挙向けの投稿をしたことで炎上しているという。

 

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 実は私が引っ越した先は市川市で、それでなのかユーチューブをみているとちょくちょくこの人の選挙CMが流れてくる。

 あまり詳しくはないんだけど、どうやら中国からの帰化一世なのかな?

 

 そんでもってこれまでの発言内容が従来の保守ぽくないとか、親中派の茂木やら二階やらがプッシュしているとかで、結構保守層からの批判を浴びてるぽい。

 「自民親中派が自民党内に中国人スパイを送り込もうとしている」なんて声も見かけた。

 

 私としては、さっきまでこの人のことを「アルファイヤ」だと思っていたぐらいに関心は薄い。

 だから思うところがあるとすれば、「略称がえりでいいのかアルフィヤなのかよくわからなくて面倒だな」ってぐらいかなぁ。

 まだ引っ越したばかりでこの選挙区での投票権がないことで、どうしても無責任になってしまっていて、今段階ではこの人の適格性や、これを公認した自民党の意図については、はっきりとわかってないので評価については保留状態だ。

 

 Jアラートうんぬんについては、投稿時間はたぶんミサイル落下後だし、好意的に見れば初めての選挙で気が逸ってしまったのだと考えられなくもない。

 自民党がこうした中道左派的な候補を公認することについても「安倍政権で従来の保守層をがっちり押さえたから、次にリベラル系も押さえていこう」というような戦略的判断なのかもしれない。

 

 実際、ネット民のえりアルファイヤ候補への拒否感は相当なものだが、それでも「結局投票先は自民しかないし」みたいな人は少なくないだろう。

 

 ただまあ、岸田政権となってからの自民党に、「美しい国」安倍政権や「仕事第一」菅政権のような、一本通った芯が見えないのも確かである。

 

 現職の高齢議員たちからすれば目先の当否だけが大事なのだろうが、そんな態度でいると、たとえば10年先はまた悪夢の民主政権のようなカオスになりそうな気がしないでもない。