あらあら、坂本龍一亡くなったんですか。
特段に教授のファンということではなかったものの、私にとって中学から大学にかけてのころのカルチャースターであったことには違いなく、YMO、矢野顕子、いけないルージュマジック、戦場のメリークリスマスなどなど、いろいろな場面で見聞きしてきた人であり、それが亡くなったと聞くとなんともいえない虚ろな気分になっている。
そうかあ。忌野清志郎はもうずいぶんと前だけど、近年にはプリンスもデヴィッド・ボウイも高橋幸宏も坂本龍一も亡くなって、いよいよ自分自身の死もそう遠い話ではないのだなあと身に染みて感じる。
昨日の朝一番に驚かされたのは福井の競輪選手、野原雅也の死だった。
初日特選で大物食いをするイメージが強く、穴狙いでよく買っていた選手であり、脇本雄太を始めとして近畿勢の活躍が目立つなか今後は大きなところも狙えるだろうと思っていたのだが、いったいどうしたことなのか。
死因は発表されていないとのことで、そういう時って大抵は「そういうこと」だよなあ。
プライベートの状況は一切知らないのでヘタなことは言えないけれども……。
ひょっとしたらウィキペディアに死因が出ていたりするのではないかと見てみたら、なぜかページごと削除されていて、これってどういうことなんだろうか?
野原雅也の死に関するツイートなどでは「安らかに」とか「ご冥福を」とあって、その気持ちもわからないでもないけれど、死因も知らずになんで言えるんだろうと奇妙な気持ちもあったりする。
献花台が用意されるというが、ファンはどんな気持ちで献花すればいいのだろうか。
こういうことを言うと野原の死を汚すようで申し訳なく思う気持ちはあるし、たとえどんな死因であっても「ご冥福を」の気持ちがあることもたしかだが、なにかモヤっとするのもまた事実なのである。