今でこそ色事はさっぱりなんだけど、20代中頃から30代の初め頃は結構「買った」んだよなあ。

 時期的には1990年代後半あたりになるか。

 フーゾク店はもちろん、テレクラや当時流行りの出会い系サイト。

 一人もんでカネもあったから、たぶん週1ぐらいで何かしらの悪さをしていた。

 いわゆる援交が盛んな頃で、相手の選り好みをしなければ誰かしらと会うことができたように記憶している。

 時間がある時は援助目的の子を探し、時間がなかったり仲間といっしょの時はフーゾクって感じ。

 酒に弱いせいもあってキャバクラ系はお付き合い程度だったかな。

 

 おそらくローティーンであろう子や人妻、妊婦、イギリス人留学生などなど、出会った相手は多種多様。

 おめえ写真詐欺だろうって子もいれば自称処女(真偽不明)なんて子もいて、改めて振り返ってみるとホントいろんな子と会ってたんだなあ。

 詐欺る気マンマンの2人組なんてのもいたっけ(無事に逃げたけど)。

 結局事に至らなかったけど、話しぶりから明らかに誰かから命令されてウリに来ていた子もいた。

 クンニで扁桃腺が腫れ上がったこともあった。

 なぜか高崎あたりで、田舎のヤンキー丸出しの上下スエットの子と会ったりもした。

 川崎で会ったコンドームが破れちゃった子は大丈夫だったんだろうか。

 

 ダイヤルQ2なんてのもあったなあ。

 出会いにまでは至らなかったのだが、自称素人の援助目的の子に「フーゾクと何が違うよ」と言って「素人をフーゾク嬢と比べるな」なんて変なキレ方をされたこともあったっけ。

 そういやあ某有名ファッションヘルスのナンバーワン人気嬢にたまたま当たって、そしたらその子、こっちが要求しないのに勝手にイレてきたなんてこともあったなあ。エロ目的とかそんなんじゃなくて、たぶん口でやるのがもう面倒くさかったんだろう。

 大久保で立ちんぼの中国人だか韓国人だかを買って、その態度の悪さに二度と行くまいと誓ったこともあった。

 

 男の身勝手な考えかもしれないが、あの頃はむしろ女の子たちのほうが積極的にウリたがっていたようにも感じていた。

 なんだろう。男に例えるなら消費者金融に手を出すのと似ていたような気がする。

 最初にフーゾク勤めや援交を始めるまではハードルが高いのだけど、1回やってしまえば後は何回でも同じみたいな。

 違うかなあ。

 特にフーゾク系の子は「池袋の西口から東口に移動するのにタクシーを使う」みたいな感じで、ブランドバックを買ったりたまにいい寿司を食べたり、そういう生活を維持するためにフーゾク勤めをしているんだなんて平気で言っていたりもした。

 ああいう子たちは今どうなってるんだろうねえ。

 

 別に私のやってきたことが正しいなんて言うつもりはない。

 ただ私としては当時そういう遊びが楽しかったし、一度思い出としてまとめておきたかったから書いてみた。

 

 近年の状況はプロも素人もどんな感じかまったく知らないから、Colabo云々の話と絡めるつもりもない。

 他に思い出すことがあればまたいつか書いてみる。