和牛、ウーマンいなかった「THE MANZAI」近年常連が不在 ネット「見たかった」「寂しい」/芸能/デイリースポーツ online (daily.co.jp)

 

ウーマン村本大輔「THE MANZAI」出演しない理由を告白/芸能/デイリースポーツ online (daily.co.jp)

 

 

そういえば毎年ウーマンラッシュアワーが出演してたんだっけ。

上の記事で気付いたわ。

じつはウーマン村本の芸についてはさほど否定的ではないんだ。

落語の言い立てみたく激しくまくし立てるのは、シンプルに聞いていて気持ちがいい。

いつまでも「バイトリーダー」とか言ってられないし、年齢とともにネタで扱う内容が変わっていくのも当然のことだろう。

だから反政府的主張が増えることも全然いいと思うんだ、

ただ主張が強くなればなるだけおもろくなくなるんだよなあ。

そこが問題。

直接的な批判ではなく寓意を持たせてこその風刺だろうと私としては思うのだが、もうちょっとちゃんと広く笑わせるという方向に持っていけないのは、そこが村本の限界ということなのか。

立川談志なんて政治も含めた文明批判をうまくやってたんだけどねえ。

 

その意味で今回ちょっと興味深かったのが爆笑問題

ネタは全然おもしろくなかったし時間もやたら短かったように感じたのだが、それが今の政治にも宗教にも触れられない彼らの立場を表しているようでね。

だったらもうネタ番組なんか出なきゃいいのに(ここ数年ずっと言っていることなんだが)。

 

今回THE MANZAIで個人的に一番おもろかったのは、ミルクボーイかなあ。形式はいつも通りだけどパッションが感じられてよかった。

 

あとは銀シャリがちゃんと進化してる風なところとか、博多華丸大吉の「くすぐり(肉体的な意味での)」という究極のバカバカしさとか、これまではなんか力んでいた風に感じられた海原やすよともこの力の抜けた感じがよかったかなあ。

 

錦鯉はふつうにおもろかったんだけど、とにかくM-1獲ってよかったなあと。同じネタでもインディーズだったらなんか哀れで見ていられないもの。

 

千鳥は「開いてる店と閉まってる店」みたいな変なマンザイを期待していたのに、先祖返りのようなネタで、それはそれで懐かしくておもろくはあったんだけど、満足度はいまいち。

それでも他の組よりはよほど良かったのだけども。

 

タカトシはかなりちゃんとしてたと思うけど、もともとあまり好みでないので。

 

 

ていうかさあ、THE MANZAIというのなら、元王者のハマカーンも出してやってよ。特にファンってわけでもないんだけどさ。