きのう見かけたアホな記事を2つばかり。
一つめはこれ。
<社説>ツイッター買収 公共性を保てるのか:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)
私企業に対して「公共性」って何を言っているのか?
ツイッター社は私企業なのだから思う通りにやればいいし、それで人気や信用を失えば廃れるだけのこと。
日本の企業であれば私も「ちょっとは日本のために」と言いたくなるが、アメリカ企業が日本で何をやろうと文句を言えた筋合いではない。
嫌なら使わなきゃいいだけだ。
それとも東京新聞は、「公共性」を求めるほどツイッターに価値があると考え、実際に依存しているということなのか。
「ツイッターの公共性が怪ししくなったのなら、代わりに自分たちが」ってぐらいの気概がないなら、メディアの仕事なんてやめちまえよ。
もう一つはこれ。
ひろゆき氏 急激な円高が進むも冷静に分析「時間の問題でまたじわじわと円安の方向に…」 (msn.com)
「予想というなら“いつまでに何円下がるか”を言わなきゃ意味がない」って高橋洋一が言ってた。
記事中ひろゆきの言っていることは誰だって言える、何の価値もないカラ発言だ。
だいたいこの人が経済のことなんてまるでわかっていないというのは数日前にも記したとおり。
そんなひろゆきなんぞの発言をいちいち記事にするなよな。
日本政府の為替介入の効果をどうしても認めたくないのかもしれないが、確実に効果があった証拠として今があるのだ。
「いつ日本政府が介入するかわからないし、介入するだけの余力もたっぷりある」と市場に思わせれば日本の勝ち。
いつ介入があるかもわからない相場で、「安全勝ち」を目論んでいる大口の国際資本がわざわざ危険な円安にベットするはずがない。
そうやって市場が疑心暗鬼になったところに「アメリカの利上げが落ちつく」との観測が重なったことで、とりあえずは円安にストップがかかったというのが現況だろう。
今後をいえば多少の上下はあるだろうが、国際資本の意図的な円売りがなくなれば、適正なところで落ち着くしかない。
適正がいくらかというのは私にはわからないが、上がるにしても下がるにしても、きっと極端なことにならないというのは私でもわかる。