アメリカ中間選挙の成り行きを知りたくて、私としては珍しくずっとテレビをつけていて、水ダウ以外の時間はニュース関連の番組にチャンネルを合わせていたのさ。

 

 そうしたらワクチンがどうこうってニュースが結構目立って、これがどうにも気味悪い。

 

 政府はワクチンを打つか打たないかということにばかり焦点を合わせているようだが、そもそも現状のコロナはワクチン接種が必須なほど重大な病気なのか。

 テレビでは「冬に第8波が」なんて言っているけれど、正直いって東京五輪前後のデルタ株以降はほぼ興味が失せていたから第何波がいつ起こったのかもわからない。

 コロナなんてもはやその程度のことだろうよ。

 

 今夏頃、何万人とか患者が出ていたのはなんとなく認知しているけれど、それでいったいどのくらいの重篤患者が出て、どのくらいの方が亡くなったのか。

 

 そこが一番大事だろう。

 

 ワクチンを打つ打たないの前に、打たなかったとしてどれほど大事になるのか。

 まず世界の状況と今の日本の状況。そしてワクチンを打たなかった際の「感染者増」ではなく「死者・重篤者」がどのくらいになって、打てばどのくらいそれを減らせるのか。

 そういう見込みを明確に示すことが先決だろう。

 

 ただの風邪程度のことのために、わずかとはいえ副反応の面倒があるようなものをなんで打つ必要があるのか。

 

 ワクチンを製造する製薬会社が日本企業ならまだしも、なんでそんなもののために外国企業に大金を払わにゃいかんのか。

 

 陰謀論とか反ワクとかいうこと以前の問題だ。

 政府は、まず数字に裏付けられた明確なデータとともに、なぜ打たせようとするのか、その理由を述べよ。

 

 それがないことには、「買ってしまったワクチンを消化して、無駄遣いとの批判を避けたい」から打たせようとしているのだとしか思えないのだよ。

 

 と、2度までしかワクチンを打っていない私としてはそう思う。