気乗りがしない時にはやるもんじゃないなあ。
あまりのハズレっぷりに体調まで悪くなってきた気がする。
清水の準決の走りを「やる気」とみれば、東口は重く見ていたのだから取れないこともなかったろうが、気持ちが逸った時にはマイナスの結果になるというのは私自身の人生経験からくるものだから、それを簡単には変えられないのよ。
それにしても清水、桑原の地元勢から東口で1万7千円ですか。そんなに郡司ラインが被ってたんだ。
くそっ!
閑話休題。
M-1東京3回戦の動画、通過組を中心に一通りみたなかで、まだ触れていなかった10月30日の後半と、東京10月31日の前後半。
名前のある実績組はネタ温存なのかな。みんなそこそこ面白くはあったけれど、特に印象深いものはなかった。
そんななかで最も印象深かったのはヨネダ2000。
去年で手の内がバレちゃったかなとも思っていたのだが、しっかりパワーアップ&わかりやすいというか受け入れやすいネタに仕上がっていた。いうならばランジャタイの上位バージョンみたいで、これはスゴかった。1か所ぐらいアクセント的に「叫び」や「怒声」「嬌声」が入ったりすればもう完璧なんじゃないかな。
あとはトムブラウン。こちらも既に手の内は知られていながらも、その精度が高まったというのかなあ。気持ち悪さやムダな言葉が減って、そのぶんをしっかりおもしろさに転嫁したようで、めちゃくちゃ笑えた。布川がよくなってるのかな。
オドるキネマも変なネタでおもろかったなあ。新味があってよかった。
見たなかで一番の笑い声が出たのはブレードランナーの車いすツッコミ。あんなのアリかよっていう。
しゃべりも達者だし、他に強ネタがあるのならかなり上まで行くかも。障碍者を特別扱いしていないツッコミの自然な口調やふるまいもよかった。ところで元アントワネットのボケのほうはどうなったんだろう。
他だとダンビラムーチョはこれまでどこか泥臭さがあったけど、今回のネタは一皮むけた感じで楽しく見ることができた。
ナイチンゲールダンスは今回のネタが特別に良いとは思わなかったが、なんだろう。3年後ぐらいに大輪の花を咲かせそうな予感がしたんだよなあ。今は両者がまだベストマッチではないようにも見えるのだが、こなれてくればすごく良くなりそう。ただの直感ではあるのだが。
さすらいラビーはこれまであまり性に合わないというか正直苦手だったが、今回のネタはおもろく見られた。以前のネタを苦手意識からちゃんと見ていないのでどうとも言えないのだが、きっと彼らなりに進化しているのだろう。
オダウエダは勝ち上がりとなるとどうかと思ったが、小田が楽しそうに動いていて、営業やら寄席でならウケそうだなあと。しかしなんでサントリースポンサーと自覚していながらクリアアサヒのネタをやるかなあ。イカレてておもろいやっちゃで。