政府と日銀が為替介入したとかいうことで、この政策の是非となると私にはわからないのだが、単純にみれば「手持ちのドルで安い円を買う」のだから、取引としてはお得なことなんだろう。
政権与党はこういう差配をしたり、岸田総理は国連総会へ出席したりといろいろやっているわけで、そんな時にも「国葬が~」「旧統一教会が~」一本やりの特定野党議員は本当にお気楽でいい商売だなあ。
国民民主の玉木などはちょっと前に経済政策提言をしたりしていて、それも現実味のあるものだから「ちゃんと政治をする気があるんだな」と(支持するかどうかは別にして)理解できるが、ツイッターやお仲間の集会で愚痴垂れるだけの議員にいったい何の価値があるというのか。
そうした批判を受けると「国会開催を要求しているのに与党が開かないからだ」などとまた他人のせいにする。
ホントお気楽なもんだ。
「国会の審議を経ていない国葬は憲法違反の疑いがある」とか。
アホか。
「既に国会で承認された内閣府設置法に基づいて国の儀式として国葬を行う」という法令に則った政府の政策実施に対して、なんで改めて国会の了解を得なければいけないのか。
立法である国会が、政府による行政を差し止めるなどとなれば、それこそ三権分立を無視した権力の乱用ではないか。
「国葬を止めろ」というのは「為替介入するな」「国連総会に出席するな」というのと同じことで「批判としてはそういう考えもありますね」って程度の意味でしかない。
それなのにまるで国会や国民にそれをストップするだけの権限があるような物言いを野党議員だけでなくマスコミまでが言うのだから、そのことのほうがよほど法律を軽視している。
本当に安倍さんの国葬儀に問題があるというのなら、野党議員は国政調査権を行使して問題があるのかどうかを法的に明らかにすればよろしい。
国民は次の選挙で賛否の意思を表明することができるんだから、マスコミはその判断のための「事実」だけを提示すればよろしい。
そうやってちゃんと批判のための手続きはあるのに、そのための手間や時間を惜しんで、ただただ文句を言っているだけにしか見えんのよ。