まあ予想は当たった……というか買い目は的中したんだけど、レースは変な感じだったし展開読みも違っていたので爽快感はない。
買い方もあれでよかったのかどうか。
戦略としては広く買っておいて「高め来い!」だったわけだが、やっぱり点数を絞って買って当たったほうが気持ちいいものなあ。
大銭打ちなら儲け重視でいいんだろうけど、私のような快楽目的の小博打好きはハズレ上等で買ったほうがいいのかも。
全然関係ないのだが、昨夜MXテレビで原田知世主演の「時をかける少女」が放送されていて、ぼんやりと見ていたのさ。
今の基準でみると出演者はおしなべて美男美女とは言い難く、演技は棒丸出し、特殊効果もしょぼくって、評価をするなら「駄作」としか言いようがないんだけど、それなのになぜかクライマックスのところでは胸が締め付けられるような思いがして、あれはいったいなんなんだろう。
青春ど真ん中の頃の公開作品で思い出補正があったと考えるのが自然ではあるが、それだけなのかなあ。
拙いつくりのなかにも、どこか心の芯に訴えかけるだけの何かがあるのかもしれん。
筒井康隆の原作の力というのもあるか。
なんにせよ不思議な気持ちだった。