芦田愛菜の主演映画をレビューした評論家が炎上!内容とは無関係な“性的な言及”に「気色悪い」の声 | 週刊女性PRIME (jprime.jp)
記事の表題を見て、どんなことが書かれているのかと思ったら……。
「すでに少女ではないけれど、性的な魅力にあふれるというわけでもない。そんな中途半端な年ごろの感情を、実に理知的に表現している」
こんなもののどこが性的な言及というのだ。
多くの女性に見られる極めて一般的な「性徴」について、いくらか文芸的……っていうほどでもないが、噛み砕いてわかりやすく記しただけではないか。
これを批判するってのは文脈も文意もくみ取れない、韓国人どもが放射状の図柄はなんでもかんでも「旭日旗に似てる」といって騒ぎ立てるのと大差ない。
こんなことに目くじらを立てる人間は、ふだんから男女の性愛という意味でのセックスのことばかり考えていて、セックスで頭がいっぱいなのだろう。
本当に気色悪い。
記事ではラサール石井がかつて浅田真央について「彼氏をつくるべき」云々と評したことと同列のように記しているが、全然違うだろう。
芦田愛菜についての言及は、一般的な女性全般に対してのもの。
ラサールは、浅田個人のプライバシーにまで土足で踏み込み、自分の勝手な思い込みを記したもの。
まったく質が異なるではないか。
これを書いた評論家というのがどういう人かも知らんし、実際に炎上しているのかどうかも確かめたわけではないが、本当にこんなことを言う人間が少なからずいるのだとしたら嘆かわしいにもほどがある。
マスメディアもさあ。
ひろゆきだのホリエモンだの悪目立ちで弁が立つだけの歪んだ思考の人間たちはほおっておいて、もっとまともな知性のある人間を表に出してくれんかね。
まだ日本の多くの人たちには、知的なものに憧れ、希求する精神性はあると思うんだ。
それを「東大王」みたいな安いクイズとか、池上彰みたいな表面だけなぞった安い知識、ひろゆきらのような安い詭弁で満たすんじゃなくて、もっと芯を食った日本人としての哲学形成に役立つようなこと……それは実は「スポ根少年漫画」的な容易な表現をすることだってできると思うのだが、そういう方面に知恵を絞ってもらえないものだろうかねえ。