今朝、ふと目が覚めてテレビをつけると令和ロマンの漫才がちょうど終わるところ。
NHKの演芸図鑑だっけ。
続いてUWFのテーマが三味線で奏でられ、演者は鈴々舎馬るこ。
よく知らない噺家で演目は「魔法世界のたらちね」だったかな?
新作落語は好みでないのでまったく期待していなかったのだが、これが案外とおもしろい。
「ベルゼブブ」のくだりはワードの強さもあってちょっと吹き出してしまった。
完全新作でない改作だからよかったのか、演者が達者だったのか。
今後ちょっと気にかけておきたい存在ではある。
立川志らくの対談相手は古舘伊知郎で、そこで長年のもやもやが解決された。
番組側の用意したフリップに古舘のネーミングとして「アンドレ・ザ・ジャイアント=人間山脈」と書かれていたのだが、これに対して古舘が「人間山脈は僕が考えたんじゃなくて、以前からあったものです」と言ったのだ。
ほーらみろ!
いやね、数年前に知人とプロレスの話になって、知人は「人間山脈と言ったのは古舘が最初」というのだが、私の記憶では古舘より以前にあったような気がしていた。
しかし知人は古舘説を取り下げず、スマホでネット検索しても「古舘説」が散見される。
それでも私が引き下がらないと、知人はプロレスグッズショップの店長だったか誰か“プロレス博士”的な人にまでわざわざ電話して、すると相手も「古舘さんだったと思いますよ」という。
それでやむなくこちらが折れたのだが、この件はずっと頭の片隅でくすぶっていたのだ。
もともとアメリカで言われていたものを和訳したのか、スポーツ新聞あたりがつくったのか、誰が言い出しっぺかまでは分からないものの、それでも古舘じゃないことがわかっただけでも大満足ですよ。
いやあスッキリした!