ウクライナとロシアの件で嫁が「プーチンどうにかならないの?」と言うのに対して「いやまあどっちも言い分はあるし」と答えたら「人としておかしい」まで言われてしまった。
まあそれに対して別に反論はしないしプーチンがイカれてるのも確かだろうが、こういうことは今回の件に限らず世界情勢として普通に「ある」ものだろう。
核戦争の危険性がどうのとかいろいろ言われているロシアによるウクライナ侵攻だが、結果はだいたい決まってるんじゃないの?
西側の経済制裁によっていよいよロシアが苦しくなったところで「停戦するなら経済制裁止めるよ」とバーターにして、一応両側の顔が立つ感じでフィニッシュっていうのが一番あり得る形だろう。
ロシア側としてはそこまでの間にどれだけ、メルトポリのような親ロシア地域をつくることができるかというのが目標になるか。
西側諸国は「ウクライナのため」というのはあくまでも表面上のことで、本音としては「ロシアの圧勝で終わらなければそれでよし」ぐらいの感覚だろうし、経済制裁のなかで今後も経済のヘゲモニーを握らせず、さらにロシアを西側の経済奴隷のような形にまでできれば上々ってところか。
ロシアとしては一気にキエフあたりまで「紅組」にして、そこで手打ちに持ち込むような目算だったのだろうが、そうさせなかったのはウクライナの人々の懸命な抵抗があってのこと。
このことは、今後中国による侵攻の恐れのある日本としても肝に銘じておかなければならない。
ウクライナの抵抗を見て中国の侵略の歩みがいくらかでも止まるのであれば、これはウクライナの人々のおかげであり、そこもまた忘れてはならない。
なお、プーチンが本当に「おかしな人」になっていた場合は上記の限りではないが、それだったら内部でクーデターが起きてむしろ西側に有利な展開になることも考えられるのでそれはそれでOKなんじゃないかな。