このところドイツや韓国でコロナ感染拡大が広がってるなんていうニュースをちょくちょく見かけて「あらあら、冬を前にまた日本も?」なんて思っていたんだけど、「そーいえばどういう株種が流行ってるんだ? 新型? それとも南米でどうこう言ってたやつ?」と私がチラ見した範囲のテレビではその辺を言っていなかったのでちょこっとネットで調べてみたらインド由来のデルタ株なんかい!
じゃあ日本ではもう終わった話じゃないか。
わざわざ時間を割いて報じるようなもんじゃないだろうよ。
まあネット記事だと「デルタ系変異種」なんて書かれていたりもして、それがデルタ株の抗体を持ってる人間にどう影響するのかまではちゃんと調べていないのでわからないのだけれども、どうせ報じるならそういうことを言えよなあ。
あとさあ、日本の感染拡大初期に「日本に比べてドイツの医療システムは優れている」とか「韓国は日本と違ってPCR検査に積極的で」とかどうのこうのと言ってたヤツらは今、どんなこと言ってるのかねえ?
わざわざ確認しようとも思わないけど、どーせ「そんな話しましたっけ?」みたいな面してすっとぼけて、今は別の話をしてるんだろう。
クソどもが。
結局、この2年ほどの新型コロナ流行においてわかったことといえば「どんな対処をしようとも感染力の強い新型コロナを食い止める術はなし」「とはいえ広まったところでたいした社会的な影響はない」ってことでしょ?
経済的影響は出た?
それはコロナのせいではなく、自粛とかの対策が裏目に出ただけだし、現実には多くの企業でプラス収益になってたりして悪影響受けたのは自粛を強いられた飲食店とかだけってんだから、単なる人災ですよ。
人災については「初のコロナ対応だったから」ということを考えればやむを得なかったところもあるとは思うが、きちんとその辺の総括をしないことにはまた新型コロナの変異株とか別の何かウイルスが流行した時には同じことの繰り返しになるわけでさあ。
政府などは今後に向けてこれまでのデータを基にした現実的な対応策を考えているものと信じたいが、テレビなどの報道は(もう私自身はストレートニュース以外はほとんどチラ見程度でしかないので確たることは言えないものの、その範囲でいえば)反省の色は一切感じられない。
ワイドショーなんかはきっと「コロナバブルが終わって次は何をネタにしよう」ってなもんなんだろうよ。
不快だなあ、もう。
ドイツのことを褒めていて今そのことを知らんぷりしているようなコメンテーター連中はみんな、とんでもなく悲惨な最期を遂げてもらいたいと結構本気で思っている。