藤井聡太二冠の対局を見てたけど、終局後のインタビューではこれまでにないぐらい疲れた様子だったなあ。

体調面は大丈夫かしら。ちょっと心配。

 

 

 

糸井重里がウーバーイーツ配達員の清潔感について云々したことで炎上したとかなんとか。

ウーバー配達員に「清潔感のルールない」 糸井重里ツイートが物議「何様なんだよ」(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

 

これに対してロンドンブーツの田村淳が「暑い中、寒い中 食べ物を届けてくれてありがとう」とツイートしたという。

 

田村淳、ウーバーイーツ配達員に感謝「暑い中、寒い中 食べ物を届けてくれてありがとう」(オリコン) - Yahoo!ニュース

 

この2人のツイートを見比べて「何様のつもりよ」と思ってしまうのは断然、田村淳のほうだったりする。

 

糸井のほうは、配達員を自分と同列にある一人の人間として見ているからこそ、自分の常識にあてはめて清潔感について問うている。

一方の田村淳は完全に「僕は頼む人、君らは僕のために働いてくれる人」と区別した上での発言だ。

 

それなりに仕事や収入に恵まれている人間からウーバー配達員をみたときに「がんばって」と応援することは果たして彼らのためになることなのか。

私は田村淳の言葉から「おまえらずっと配達員やってろ」とでもいうような冷たい響きを感じてしまう

 

それよりも彼らが酷い労働環境にあることを憂うほうがよほど人間的な感情ではないかと、私としてはそう思う。

 

「1回の配達で300円程度にしかならないのに頑張っている」とはいうが、そんな構造を作っているのは誰かと考えた時にウーバーイーツの本社に問題があることはすぐに分かるはずで、そんなところから注文などするからキツイ労働であっても目先のカネに釣られてやろうという人間がいる。

むしろ誰も注文をしなくなってウーバーなどなくなってしまったほうが、今配達員をしている人たちがもっとまともな仕事に就くきっかけになるのではないか。

ちなみに今ちょっとネット検索したところ、2021年5月の日本全国平均の有効求人倍率は1・10倍。数字上は、地域や職種を問わなければ、求職者のすべてが就職できるのである。